作り続けてきたシリコン型が、あと一つで終わります。
その次は型を洗って干してから、レジン流し込みです。
レジンは湿気が低いときに流さなければ
ぼこぼこ穴ができるというので、いつやればいいのか悩みます。
穴を防ぐためには、吸湿剤のような粉もあるので、
どうやらレジンに穴を開けるのは水気のようです。
でも、なぜ水気があるとレジンに穴があくのでしょうか?
と考えると、水は水蒸気になることで体積が1200倍以上に
膨らむというようなことを思い出しました。
さらには、レジンは硬化段階でものすごく発熱する、
というような文字も見ました。
となると。
レジンが硬化する際の熱で、水の粒子が加熱され、
水から水蒸気にと変えられて体積が増え、
レジンを押しのけてその場所に空間を作っていると考えるのが
自然なようです。
なら、それを防ぐには、水が沸騰しない温度、
すなわち99度以下でレジンを硬化すればいいことになります。
たとえば、レジンを流し込んだ後真空にし、
冷蔵庫などで冷やしたらどうなるのでしょうか。
中に空気がないので、湿らないはずですし
うまく硬化温度が99度まででおさめられれば
穴のないのが作れそうな気がします。
……が。レジンは混ぜた後も冷凍庫や冷蔵庫に入れれば
硬化せずにすこしの間おいておけるというような話も聞きました。
あまりに低温だと、レジンは硬化しないらしいです。
レジンは化学反応の際に高温が出てしまうだけで、
実際は低温でも硬化するのか、
それとも化学反応で出る高温によって硬化するのか、
結構知りたいですが調べた感じでは載っていませんでした。
もし、硬化中でも99度以上にあがらない、
低温硬化レジンができたら、
湿気の多い日でも流し込み作業ができそうな予感はあります。
素人でも扱いやすい、穴の開かないレジンが欲しいです。