友達のブルーレイにプラハ城の番組が入っていたので、見てみました。
構成はいらっとする感じだったのですが、
一部内容はわたしにとってすごくおもしろかったです。
うろおぼえで、内容はかなり異なる上、
一部時代が前後するでしょうが、こんな感じです。
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チェコは周りを強国に囲まれた国だったので、他国に侵略されました。
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チェコ人は外国から流入した支配階級により、ほぼ奴隷化。
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国のトップは支配の安定化を図るために便利な、キリスト教で人々を洗脳。
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調子に乗って、戦争をするためのお金を稼ごうと、免罪符をばら撒き。
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「教会はおかしい!」と声を上げた高潔な一人の人を教会はつかまえて
考えをあらためさせようとしますが、その人は拒否。
教会は見せしめのためにその人に生きたまま火をつけ、焼き殺します。
チェコの宗教改革っぽい試みは失敗します。
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そのしばらく後、教会とグルになって好き勝手する国に対し、
国内から不満が持ち上がります。
貴族たち27人が反乱を呼びかけて国を倒そうとしますが、
返り討ちにあいます。
国は見せしめに、その27人の首を生きたまま切り落とし、
その首を人の見える場所にずっと並べ続けました。
チェコのフランス革命っぽい試みは失敗します。
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人々に無力感。革命もできないというあきらめ。
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スメタナ、『わが祖国』発表。大ブーム。
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人々、奮起。
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という流れだそうです。
あの『モルダウ』が。ボルシチに入れるチーズっぽいスメタナの
『モルダウ』が、そんな流れからきて、そんな意味をもっていたなんて。
一曲に民族の誇りと情熱を込めた曲で人々が奮起するなんて、
それはいろんな意味ですごい曲だったのでしょう。
これは『モルダウ』でなく、
『わが祖国』というタイトルの方がぴったりですし、
そうあらねばならないという気もしました。
わたしのおもしろいと思った部分は『モルダウ』に絡む部分、
そこだけだったのですが、
友達はゲームの戦場のヴァルキュリアをやってから、
まったく関係ない戦車番組を興味を持って見たといいますし、
なにかしら関わる部分があるものは、
ほかの興味をひきつけるというのは間違いないと思います。
かつての先生はそれを『興味の網』というような言葉であらわしました。
ゲームだって漫画だって、その人の心に残るものは
ほかの興味をひきつけます。
そしてそのひきつけられた興味は、別の関心ごとをいつかひきつけるのです。
漫画やゲームもテレビもなんでも、そう悪いものはありません。
なんでも使い方しだいなのです。
ボヘミアの川よ~モルダウよ~♪
って中学の音楽の授業で歌わされたのを思い出しました。
懐かしくなってYoutubeで聞いてみたら歌詞が違っていてあれ???
作詞者によっていろんなバージョンがあるようでした。
外国語(チェコ語?)を日本語に訳したものだと思ってましたが日本人の作詞者でまたあれ???
それ以上は興味がなかったので調べませんでした・・・
戦場のヴァルキュリアから戦車でプラハでモルダウ
うーん、なかなかすごい網です。
戦場のヴァルキュリアは名作ですね!!(1しかやってませんが
もしかしたら本来は曲だけで歌詞はないものかもしれませんねえ。
それからヴァルキュリアにかかわる戦車の番組は、
BSかなにかでやっていた、別物です。
ちなみにヴァルキュリアは1をプレイ途中です。