昔々、世の母親たちがおいしさや栄養を考えて作った、
ごはんの付け合せは「おっかあズ」と呼ばれました。
この言葉が「おっかあず」→「おかあず」→「おかず」として
おかずになりました。
一方、たまにしか料理を作らず、
作っても変にこだわった一品だけの、父親たちの料理は
「おっとおズ」と呼ばれました。
この言葉が「おっとおず」→「おとおず」→「おとおす」→「おとおし」
となり、「お通し」として定着していったのです。
(民明書房『副菜の歴史』田部流 沙羅 著より)
ごはんの付け合せは「おっかあズ」と呼ばれました。
この言葉が「おっかあず」→「おかあず」→「おかず」として
おかずになりました。
一方、たまにしか料理を作らず、
作っても変にこだわった一品だけの、父親たちの料理は
「おっとおズ」と呼ばれました。
この言葉が「おっとおず」→「おとおず」→「おとおす」→「おとおし」
となり、「お通し」として定着していったのです。
(民明書房『副菜の歴史』田部流 沙羅 著より)