先日、神社の参拝の仕方を調べていたら、
近くにはらえことばを見つけました。
その中の一節に、
かしこみかしこみも白す というものがあって、
『白』を『まを』と読んでいました。
こういうとき日本語では音便化するというか、
連音化するというか、の手段で読みます。
まおすまおすまおすまおすまおすまおす……
→もうす
もしかすると、申すの語源となったものでしょうか。
調べていないのでもしかしたら
当たり前のことかもしれませんが、
そういうのを思うとちょっと楽しくなってきます。
漢字で白が申すなら、
曰ももしかしたらそれに近いものかもしれません。
どちらも言うに関係していて形が似ています。
と、思いつくのが『告白』。
なんとなく、白日の下にさらす、みたいな
イメージを持っていたのですが、
告げて、申す なのかもしれません。
他に白のつく、言葉系の単語はないか考えたら、
白状がありました。
適当にネット辞書で調べてみたら、
『白』は『言う』の意味、というようなことが
書いてあって、本当にここから来ていたようです。
ちょっとおもしろい知的探検でした。