ふとテレビをつけたら、タピオカもどきを自作する、という
番組をやっていました。
ちょっとおもしろそうだとメモしながら見て、
最終的な手法まで知ったところで、あれ? と思いました。
そこで適当にネットを調べてみると、自作ではなく冷凍タピオカ
というのも売っていましたが、お湯戻しなどして、
タピオカが食べられる状態になったらすぐ食べないとだめ、
硬くなってしまう、というようなことが書かれていました。
タピオカにしても、タピオカもどきにしても、
食べられる状態にするのに茹で20分。
すぐ硬くなるものの、それを防ごうと茹で時間を長くすると
溶けてなくなるのだそうです。
……という性質を聞いて、何かを思いつかないでしょうか。
わたしは、これはお餅とそっくりだと思いました。
お餅は、ついて焼いて柔らかくなったら、
すぐに食べないと硬くなります。
鍋に入れて煮ると柔らかくなりますが、
煮すぎると溶けてなくなります。
つまり、タピオカは、基本的にはお餅なのです。
食品学かなにかの授業でやりましたが、
たしかお米のでんぷんを食べられるようにα化するには、
加水加熱が20分くらい必要だったはず。
そして一度α化しても温度が低いと
でんぷんがβ化して硬くなり、
消化できないものになったはずです。
……とすると。カロリー的にはよろしくありませんが、
お菓子のお餅をなるべく柔らかく保つためには
砂糖を加えればいいはずですから、
自作タピオカを柔らかくするためには、
砂糖を入れればいいような気がします。
また、冷凍タピオカでなくても、いったん作ったタピオカを
α状態のときに急速乾燥すれば、お湯に入れたらすぐに
元のタピオカに復活するようなものも
作れるような気がします。
すごく試してみたいですが、袋を開けてしまうと
残りの粉をどうすればいいのか悩むので
そう簡単には試せません。
他になにか使えないかと考えると、いろいろお菓子メニューは
考えられたので、試してみたくはあります。
こういうのを学生のとき、そしてわたしが幸せな人生を歩める
ifの人生で思いついていたら。
学園祭の出店で売れたりしたんだろうかとちょっと思いました。
またはいっぱい作ればお子さんもたのしめる
タピオカパーティーなどできそうな気もしましたが、
わたしにはそんなのもいません。
さみしい人生です。