直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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人に寄り添わない行政

2021年06月28日 | ちょこのひとかけ
ここのところ、外でぐちゃぐちゃ言いながら走る
広報車のようなものを見かけます。

それが言うには、
「新型コロナウイルスの感染拡大防止に緊急事態宣言がホッシュツされています。
不要不急の外出を避けましょう」
とかなんとか。

行政は、緊急事態宣言は『ホッシュツ』するものなのでしょう。
でも、それは自分たちだけの言葉、内輪ネタのようなものです。
その言葉を使いたいからといって、
その言葉を聴いたことも無いような人に聞かせて、何がしたいのでしょうか。
意味が通じるのでしょうか。
あの放送はなんのためにしているのでしょうか。

たとえばこの先土石流をデブリスフローとか呼ぶのが正式呼称になったとして。
土石流の危険が予想される範囲をペロポタミューとか呼ぶのが正式呼称になったとして。
そこから退避することをシャアッゾンダララァとか呼ぶのが正式呼称になったとして。

『地域住民のみなさん。デブリスフローのアラートがオーダーされました。
今すぐペロポタミューからシャアッゾンダララァしてください!』
なんて、スピーカーから言われたところで
本当に必要な人に内容が届くものでしょうか?

正式名称なんてどうでもいいから、
「今すぐ土石流の危険範囲から逃げてください!」
など、一般人が日常使う言葉を使わなければ伝わらないのではないでしょうか。

今回の放送も、
『緊急事態宣言がホッシュツされました』
なんて言う必要あるんでしょうか。
他人に内容を伝えたいなら、
『緊急事態宣言が出されました』
で充分でしょう?

ここから伺えるのは、
『自分がやりたいことを、自分がやりたいようにやる。
相手のことはどうでもいい』
という傲慢さ。
あるいは、
『やることはやっているというアピールだけしたい。
内容はどうでもいい』
という傲慢さです。
それから、
『自分たちはその言葉を使うべきだし、使って意味がわかる。
なら、それを出しても周りもわかるだろう』
というような、幼児的な自己中心性です。

何のために伝えようとするのか
誰に伝えようとしているのか
それにはどういう言葉を使えばいいのか。
そんなことさえ考える頭も無く、伝える技術さえなく
ただの自己満足を垂れ流す。

そんな無能がこういうので仕事やってる気になって
無駄に騒音撒き散らして無駄に金稼いでると思うと
人のクズ人のゴミとしてしかもう生きていないわたしは
ただひたすらにいらいらします。

きっと仕事も家庭も収入も基盤もあって幸せに生きていれば
こんなくだらないことは一切気にならないんだろうとは思います。
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