夏場のポケモンGOは、暑さでスマートフォンが熱を持ち
まともに動かなくなることがあります。
という状況に対処するために、
ペルチェ素子の力でスマートフォン冷却をする、
ハイパワースマートフォンクーラーの2号機が完成しました。
◆◆画像19-07-08_001◆◆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/5e/7702ca9f8bf3d3b0b51c26d1d985ecb7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/08/43bb8cb054258ae870021fc8e185a075.jpg)
◆◆画像19-07-08_003◆◆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/78/1f1b4b7cc1c584187495b6b3457388c2.jpg)
最初のほうで考えた銃タイプです。
ペルチェ冷却装置で問題になるのは、
ヒートシンクとファンのあぶなさです。
それをガードする方法を考えた結果、試作機は箱タイプにしましたが
あれは加工が本当に面倒で危ないものでした。
こちらはそれを省けて触らずに済むので、その点は楽でした。
作ってみたかったので銃タイプにしましたが、
持ち手ははずすことができます。
また、固定も上にゴムバンドや両横に100円ショップでも売っている
取っ手をつければもっと安定することでしょう。
ファンの頭の穴にクッション剤をネジ止めしても
もっと動かなくなって安定します。
いろいろ追加で使いやすくなるとは思いましたが、
何かを追加したり、パーツを金属パーツに置き換えたりで
費用がどんどんかさんでいくので最低限で止めました。
一応出来上がって試し動作したところ、
なぜかまったく温度が下がらなくて原因究明に苦労しました。
おそらく冷却補助材とペルチェの接触に問題があったのでしょう。
0.1ミリの隙間でまったく効果が変わるので、
ひたすら分解してバリなどを取りました。
注文していたデジタルノギスが届いていれば
もっとやりやすかったのでしょうが、海外配送だったらしく、
作成中には届かなかったのは残念でした。
完成後に使ってみたところ、
37度くらいあった本体が30度まで下がって安定したので、
おそらく7度くらい下げる能力があるようです。
スマートフォンを載せないときの測定では、
30度の室温で22度くらいに下がりました。
外でプレイしていて46度で高温警告が出た場合でも
警告外の39度まで下げられるはずです。
しかもこの程度の下げ幅なら、結露は気にしなくていいレベル
……のはず。
今回ははじめてタップ切りしたり、調整中に指を切ったりと
いろいろやりました。