前回の自作ほしいもは、バリッボリになり失敗しました。
その後、市販のほしいもを買ったら、
わたしがこれまで作ったどれとも似ていないような
感触だということもわかりました。
そこで、何が原因かを考えつつ、
もっとまともに作るにはどうしたらいいかを思います。
そもそも、切った芋を乾燥機で乾燥させる、というのは
どういう行為なのでしょうか。
そういえば、ほしいもを作る地域は、
からっかぜが吹くころにどうこう、というのを
聞いた気がします。
湿度が高いとカビが生えるので、乾燥したころ。
温度が高くてもカビ生えるので、寒いころ。
風がないと物体の周りの湿度があがるので、風が強いころ。
熱風で乾燥させる、という行為に近いものは
一切存在していないことに気づきました。
そこで、食品乾燥機による手段ではなく、
普通にほしいもを作る人がどうやっているかを調べたら、
日中のすこし暖かい時の温度と、夜の寒い時の温度とで、
低い温度で風を当てるというようなことが書いてありました。
温度は低いほうがいいんだ!
と、扇風機と乾燥機を使い、低い温度でやってみたところ、
今まででは一番それっぽい感触にできあがりました。
できあがりは、ほしいもを曲げて、折れないくらい
という基準もわかりました。
成功に向かっているときは、
乾かしている最中に、つやっぽさが出てくるようです。
また、
失敗に向かっているときは、
乾かしていると、カピカピになってただ乾いていくようです。
なんとなく、方向性は見えてきた気がします。