「やっちまったなぁー」
2日後に娘とその婚約者との食事会があるというのに、
症状は熱と頭痛のみ。
咳もないのでコロナではないと思われる。
しかしこのだるさ、インフルエンザか?
取りあえず会社に休むと連絡して、ひたすら寝る。
結局この日は病院にも行けず、熱も38.7度まで上がった。
ずっと寝ているせいで、腰が痛い。
翌日、解熱剤が効いたようで、少し楽になったため病院へ。
症状からコロナの検査は無し、インフルエンザのみ。で、陰性。
普通の風邪だそう。「なーにー」
普通の風邪で2日も休んじゃった。
まあ、おかげでその翌日の食事会には出られる事になりよかった。
病み上がりの会食はちょっとだけ辛かったけど。
今年は息子の結婚と娘の結婚準備で、
みんなで集まって「餅つき」でもやるか。
というわけで、今回のテーマは「クールポコ」でした。
なーにー
かみさんが家族の写真をコルクボードに飾って、リビングの一画に写真コーナーを作った。
遊びに来た友人たちには概ね好評で、話題のきっかけにもなっている。
旅行先で撮った写真や動画ってどんな時に見返しますか?
何かしら大きなイベントというか、人生の転機みたいな出来事が起こったとき、無性に子どもが小さかったときのアルバムを引っ張り出して、しみじみとした、ノスタルジックな気持ちに浸るのではないでしょうか。
いやね、それが聞いてくださいよ。
息子が結婚しまして。はい。
お相手は、学生の頃からお付き合いというか、一緒に住んでいた同じ年の女性で、卒業後、就職してからも既に一緒に住んでいた方です。
とりあえず婚姻届のみですが、事実婚の状態から正式な夫婦になるとの事。
そして結婚式は二人でお金を貯めてから、三年後を目処に挙げる予定だとか。
「顔合わせ」だの「結納」だの何もなし。ただひたすらに「結婚」に向かって突っ走って行きました。
わたしが若い頃、これと同じような結婚をしようとして、物言いがつき、しっかり儀式をしてから結婚したことを思い出しました。
色々言ってくる親戚とかいて大変だったナー((  ̄- ̄))。
息子よ、この時期はいろんな人から注目されている。
結婚して、世帯主になった一人前の男として、だけど、まだ若いので大丈夫だろうかと、見られている。
余計なお世話だと思うようなこともされる。
だけどどんなに忙しくて、きつくて、顔に出そうなときでも、グッとこらえて、口角をあげて、大人の対応をしていれば、そのうち「あいつは大丈夫だ」と信頼されるようになる。周りからの評価は、いいに越したことはない。
人付き合いの苦手な父親からの、経験に基づいたアドバイスだと思ってほしい。
さて、息子のお相手の彼女だが、「養殖池で育った天然物」という感じで、芯の強さと、柔らかい雰囲気を併せ持ったお嬢さんと言った感じ。
そして、別の意味の天然も随所で炸裂して、そちらも楽しませてもらっております。
こんなことをいうのもなんだけれど、でかした。良い子を連れてきたものだ。
更に、娘も東京から彼氏と一緒に帰ってきて、こちらでの就職も決まった。
年明けには息子と同様、婚姻届のみで後日結婚式という手筈。
助け合える距離に、家族が増える。
きっといろんな思い出が増えていって、あのコルクボードにも、記念写真やスナップ写真が増えていくだろう。
なんだかとても楽しくて、とても嬉しい。
「なんか美味しいものが食べたいのよねー」というカミさんの御言葉に息を飲んだ。
昔、新婚の頃、同じ内容の言葉を不用意に発したが為に発生した修羅場を思い出した。
「やっぱり海鮮物かな」と無邪気な人だ。
美味しい物って、
決して普段の食事が美味しくないと思っているわけではない。
あの時はこの辺を上手く説明できなかったんだよ。