なんとなくスローライフ

庭仕事と手作り食品、時々ヒーリング。

遠くへ行きたい

2023年08月28日 | 日記
会社勤めのわたしが、定年になったらやると決めていることの一つ、もう会社に行かなくていいとなった翌日、
今まで通りに家を出て、今まで通りに電車に乗って、ただ会社の最寄りの駅では降りずに、そのまま行けるところまで行く。
そして、魚の旨い店に入って、昼間っから酒を飲んで帰ってくる。
もうこれはやると決めている。
 
全てを放り出して、逃げ出してしまいたいことってありませんか。
以前、そういう気分になることが度々ある時期が続いて、
このまま最寄り駅で降りずに、どこかに行ってしまいたいと思ったものです。
そんなときに頭の中で流れていたのが、「遠くへ行きたい」という曲。
 
この歌詞というのが、何気ない言葉の中に、気持ちの全てを代弁してくれたような歌い出し。
(著作権とかめんどうなので、引用しません)
これ、作詞が永六輔さん、作曲が中村八大さんという、「上を向いて歩こう」のコンビ。
なるほど。同名のテレビ番組のテーマ曲でもあります。
 
このブログのための裏取りに調べていたら驚いたことに、まだこの番組続いていました。
知らなかった。
昭和45年から続いているみたい。
すごい。
 
放送予定の内容もネットにあがってました。
 
高橋克実、唐戸市場に来てんじゃん。俺も行ったし。
うちから日帰りできるし。
 
これ、若い人は知らないかもと書こうとしたけどとんでもない。
 
今歌っているの、森山直太郎だし。この前コンサートに行ったばっかだし。
そもそも音楽の教科書に載ったこともあると。
 
あぶない、あぶない。
とんだ無知をさらす所だった。
 
この曲って歌詞だけ読むと、
「どっか行って、旨いもん食って、そんであわよくば素敵な異性に出会えたらいいなぁ。」
くらいの内容なんだけど、曲が付くと一気に暗くなる。
 
「どこか知らない場所へ行って、この人生やり直したい」とか
今は寝たきりだけど、来世は元気な体で、いろんな所に行ってみたいなぁ」
てな感じのオモターイ曲になります。
 
いろんな疲れがたまってくると、ろくなことは考えないんだから、そのときの気分にあった歌でも聞いて、
感傷的な気分に浸れるくらいの余裕があるうちに、少し立ち止まって回りを見渡すことも必要だと思います。
人生に家族を人質としてとられていると、簡単には逃げ出せないしね。
 
わたしの場合だけど、あがいているうちになんとかなった。
例えるなら、旅先から「しょうがねえ、帰るか」と戻って来たら、事態が好転してたって感じかな。
運もよかったんだろう。
 
で、今のわたしはと言うと、一つ前の駅で降りて、歩いて出社するくらいには元気なのです。
元気じゃないと、旅行にも行けない。
健康が一番。
体も、心も。
 
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日常

2023年08月21日 | 日記
屋久島に旅行してきました。
 
娘の婚約者が学生時代にバイトしていた繋がりで、安く滞在できた三泊四日の旅でした。
 
この彼氏君、学生時代に一年間休学して外国にバックパッカーをするなど行動力とコミュ力抜群で、
そこからの人脈も幅広くスゴいなあと思う反面、放浪癖とか女性との人脈とか、
そっちは大丈夫かと心配してしまったのは娘に対する親心です。勘弁してほしい。
但し、その懸念は既に払拭されている。
ちゃんと言っとかないとね。
 
で、屋久島の話は写真をまとめ次第のせるとして、旅には終わりが来る。
そして今、家に帰り着いてホッとしている自分がいる。「やっぱり家が一番」というやつだ。
 
例えばトイレ。ウォシュレットが壊れていて水しか出なくても、一番落ち着く。
いつもの場所に座ってお茶を飲んでいると、安心感に包まれている。
 
さて、また仕事だ。みんなそれぞれの日常が始まる。
 
ちなみに、日常の反対語ってなんだろう?
「非日常」は、日常じゃないと言ってるだけで答えではない。
テストの答えとしては、「非常」かな。
でも今の気分的にしっくりこないし、何か嫌だ。
 
ネットで検索すると、「奇跡」と出てきた。いいね。
 
あの場所で見た景色や、屋久島滞在中の四日間、ずっと晴れていたのもまさしく奇跡だ。
 
そしてその奇跡を夢見て、日常を坦々と、粛々と過ごすのだ。
 
でもテストで丸がもらえるかどうかは、添削者のロマンチスト具合によるかも。
実際のテストに回答されるのはお勧めしません。自己責任でお願いします。
止めたからね。
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