平成29年6月16日(金)メンバー:単独 天気:晴 所要時間:6時間33分 距離:GPSにて計測=9.37km
【登った山】 池口山北峰(2392m)
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①池口山登山口09:59---②山神様10:50---③面切平11:02---④黒薙12:47---⑤利権沢の頭13:36---⑥ザラナギ平14:08
---⑦加加森山分岐16:10---⑧池口岳北峰(テント泊)16:32
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2017/6/16(金)ログ
南信濃の池口登山口から林道池口線に入り登山届け箱が設置されたこの場所へとやって参りました。
以前はこの届け箱反対側に大きな民家が有り住まわれていましたが、今回入口付近は草ぼうぼうで住んでいるような気配はありませんでした。
そういえば、先日静岡市側から362号線を辿って千頭へと入る途中、久能尾の先で道ばたに居たおばあちゃんがパッと立ち上がって車に乗せてってくれというではありませんか。
ビックリしましたが「蛇塚地区」までおばあちゃんを乗せてやりました。
話を聞くと高齢のおばあちゃんは時たま町へ買い出しに出かけるんだそうですが、路線バスは「久能尾」終点なのでそこから先は川根へ行く車に乗せてってもらっているんだそうであります。
限界集落の市民を天下の静岡市さんは見捨ててしまっているのでしょうか?
川根本町ではたしか僻地の住民輸送に電話予約でマイクロバスを運行していると、以前接岨峡温泉付近で出会ったマイクロバスの運転手が話していたことを思い出しました。
蛇塚地区へ移動販売車は来ているようではありますがね。
また、来年には小学生が一人になるんで町の小学校へ統合され、その児童は学校の寮へ入るんだと言ってました。
そんなもんで、ますます若い人たちが地区から居なくなってきているんだそうであります。
ま~伊豆半島もそれに近いものがありましょう。
ここが池口岳への①登山口で標高1070mからの出発です。
車が4台も駐車しており入山者がいるということはとても気が楽です。
以前、こんなプレートありませんでしたが・・・商社である三井物産株式会社が所有しているんでしょうかね?
恵那山が見えてま~す。
ここからやや急登なんであります。
黒薙へとやってきました。
登る山が見えているんですが、リュック重たいしたれそうであります。
上村のかの有名な集落が見えてま~す。
④黒薙の三角点へとやってきたのですが・・・三角点が無くなっているではありませんか。
ガレが広がりはじめているようです。
⑤利権沢の頭北側には聖岳やらが見えだしてきました。
⑥ザラナギのテント場へやってきました。
利権沢の頭手前で、昨日テン泊した人たち(登山口に駐車してあった4台)が、下山して行きましたが少々テンション下がり気味
谷間に沿って池口川が流れてるのでしょう。
池口岳北峰手前の2300m付近から見た光景
その地点から90mほど登り込み
やってきましたよ⑧池口岳北峰へと
深山に似合わない「大井川源流部原生自然環境保全地域」の大きな案内看板が設置されているんです。
本日は池口岳南峰若しくはダルマの頭でテン泊と考えていましたが、お疲れ気味ですので北峰に到着早々にテント張りまして
周辺の山々を
心ゆくまで眺め入ってま~す。
以前、犬切尾根を下ったとき初めて「ヤマヒル」の餌食になったんでしたっけ
遠州方向の街並みも見えています。
南東側には5月に登った大無間山、風イラズ、朝日岳の稜線がクッキリと見えています。
この山頂からは、光岳から信濃俣の稜線が邪魔し日本一高い富士山は残念ながら見えないんです。
カップラーメンを食べながら
刻々と夕陽に染まっていく周囲の山々を眺め入ってます。
どこから眺めても均衡の取れた格好いい「黒法師岳」ですこと。
さらに池口岳南峰の裾野が夕焼け色に染まりまじめていきます。
光岳側はまだ天空の青空が勝っていますが、黒い山肌の中に輝く光岩が一際浮かび上がって見えています。
西の地平線へ陽が沈んで行きま~す。
19:06日没
明日に備え早めにシュラフへ潜り込んだのでしたが爆睡には至りませんでした。
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