平成24年7月29日(日) 単独 天気:晴 所要時間:6時間16分 距離:GPSにて計測=21.6km
【登った山】 戸塚山(1360m) 万三郎岳(1405.3m) 白田山(1197.4m)
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水生地10:55---水生地歩道入口11:00---八丁池12:15---白田峠12:51---戸塚峠13:12---戸塚山13:45
---片瀬峠13:49---万三郎岳14:08~14:19---片瀬峠---戸塚山14:35---戸塚峠---白田山15:15
白田峠15:27---八丁池16:00---水生地歩道経由---水生地17:11
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水生地のゲートから舗装された林道を5分ほど歩くと水生地歩道入口の、この地点に到着します。
今日は左上側の下り御幸歩道を辿って八丁池まで行き、万三郎岳を目指します。
前回、東海フォーレストがブルで路網を造り大々的に間伐をしていましたので、ご覧のような明るい森林となっていました。
ここは丸太橋だったところですが、ご覧のように下って登っての雑な木の梯子に変わっていました。
ここまでやってくれるのなら以前のような丸太橋を架けてほしかったですよ。
それにしても真っ暗で鬱蒼としていた森林が、明るく陽が射す森に様変わりしていました。
このおかげで、尾根や沢といった地形を確認しやすくなりましたがね。
ここは間伐材を搬出し材として利用をされたのでしょう。
国県の補助により間伐が始まった当時は、伐倒だけの間伐でしたから、あちらこちらに切り込まれた丸太が散乱していていました。
そんな訳で、林床はとてもとても歩き難くよく滑りました。
今では、東日本大震災で木の需要が増すということと、地球温暖化予防作で切りだされた木材は貯木場へ運ばれています。
しかし現実は厳しく、立米当たり35千円で切りだされ、貯木場へ運ばれた木材の価格は25千円でしか売れなく△10千円の赤字を出ているそうです。
そんなことでは、ますます”森の力”が失われていきます。
林業とあるが業にはなっていないと林業関係者が嘆いていました。
国県の補助金がある内は良いでしょうが、そのうちどうなるのでしょう?国土を守るため税金から補うようになるのでしょうかね~。
年金も支給年月日を引き延ばされ、金額は目減りして行っています。嘆きますよ・・・前政権からも農林水産は補助金の嵐でしたが
今政権は益々ボロの連発でいったいどうなるのでしょうか。
三波の両°も危ないったらありゃしない!
そんな、滅入りそうなことが脳裏をよぎって滅入ります。
でもって、落葉樹のブナ林の清々しさが私の精神に活力を与えて下さいます。
どんどん登ってめいります。
八丁池まできました。寝ころんでいる人あり、めいめいくつろいでいらっしゃいます。
八丁池を過ぎた辺りの植林地は結構荒れていましたね。
戸塚峠から200m程登りこみ戸塚山へ、万三郎岳の稜線が見えてきました。
久しぶりの伊豆半島最高峰”万三郎岳” 本日の様子です。
おにぎり+ゆで卵を食べ、来た道を引き返します。
今年の冬、雪が積もったこの稜線をよく歩きました。瞬間あの凍りつく寒さを再現して下さいまし~と願ったりして。
足が火照ってホテッテ、血が沸騰しそうです。どぶん~と清流に身を投げたい気分ですよ。
夏の戸塚山、ブナ林いいですね~。
戸塚山からは200mほど下って行くので帰りは楽チン楽ちんです。
でもって止せばよかったのですが、白田山に寄ったりして・・・
再び八丁池へ戻ってきました。
ここから見る池が好きです。
忘れ去られた山葵沢、でも勢いよく沢水が流れて行きます。
そんな沢水を頭からビシャビシャっと被り、体を冷やしました。
本日もよく歩き周ってきました。
でもって、達成感を体中に感じ帰宅しました。
白田山までなら私の足で往復可能かと思われます。また、下り御幸
歩道に手が入ったようですので、この秋には是非歩いて見ようと思います。
八丁池へ着くころには体調も走行モードに切り替り、何とか万三郎岳へ行く小決心が出たのでした。
戸塚山のブナ林はとても気持ちよかったです。