平成25年1月12日(土) 天気:晴 所要時間:失敗1:02 再び2:30 合計3:32
【登った山】 242mピーク 大平山(282.7m) 距離:GPS計測距離=失敗編1.74km 再び5.35km 合計7.09m
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妻良トンネル12:50---切通し13:05---242mピーク13:14---地形図点線道(峠)14:30---250mピーク15:03---
大平山(282.7m)15:19---道標15:43---びゃく16:05---神社16:14---妻良トンネル16:22
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簡単に大平山山頂に到着出来るものと考えていましたが、意外と手こずりました。
原因は低山が故、薄っすら尾根と木立が密集していたことです。また、地形図にある点線を最初の切通しがそうだなと思いこんでしまったことだと思います。
そして、距離感を掴むことができませんでした。
最初ははっきりとした尾根道が切通しまで続きます。
最初に表れた遺構は尾根上に?の祠が
ここが切通しとなっていた場所で、今思えば15分で到着する地点(地形図の点線地点)では無いですね。距離感がつかみきれません。
妻良トンネルがなかった昔は、この切通しの峠道を通って妻良や一色、蝶野集落が結ばれていたのでしょう。
現在はこの様に荒れ果てていました。
この切通しには使用されなくなってから、すっかり忘れ去られたであろうケーブルが峠道にまだ引かれていました。
242mピーク
最初ここまで到達したのですが現在位置の確信が持てず、次の尾根へ下ることが出来ず出発点へ戻る羽目になりました。
その後出発点へ戻り再スタートし、242mピークを越えることが出来ました。薮で尾根筋は全く見えませんでしたがコンパスを当てて
下って行くと峠道(地形図上の点線地点)を確認することが出来ました。
北上して行くと木立の間から海岸線が見えてきました。とても西風が強いです。
峠道らしき場所が3か所ほど尾根筋にはありました。
マーキングもなく密集した薮が行く手を遮り手こずりましたが、なんとか大平山の西にある250ピークまでやってきました。
そして、大平山の山容が見えてきました。
大平山を登りこむ西斜面からは妻良漁港がよく見えます。
この西斜面は結構勾配がきつく小さな木々が密集し、簡単には登ることができませんが眺望は最高です。
久しぶりに「初」三角点探訪です。
三等三角点はピーク東寄りの茅の中に埋もれた感じで発見
三角点周辺の様子
富士山が見えたのが嬉しかったです。
頂きから北へ進むつもりでしたが、時間切れで南東の尾根を下ることにします。
大平山の東側は、杉の植林地となっていまして平氏ヶ岳が見えていました。
そこをダダダダっと下っていきますと朽ちた橋が架かっている場所に出まして、その先には林道が出現しました。
そこにはこのような道標が、左やき??
右こうら でしょうか?
顔の無いお地蔵様もいらっしゃいました。
また、大日如来、馬頭観音の石碑も
ここも妻良、一色、蝶野集落の人たちが往来した古道なんでしょうね。
まん丸の山が三角点のあった大平山ですよ。この大平山は”南豆風土誌に三坂村一色の西北にあり。高さ282米突あり。”と紹介されています。
一色集落周辺の石積みはとても素敵で石垣に沿って咲く水仙からは、微かな匂いが漂ってきます。
この辺りにはいたるところに石碑があるんです。
このように岩を削った場所にもお地蔵さんが
そして現在板の道標が立っていました。
神社下には、よいお顔の皆様方がお迎えしてくれました。
石垣と階段、芸術ですよ。
信仰深い人たちが多くいたのでしょうね。
そんでもって、出発点に帰還しました。
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