登った山:爺ヶ岳(2669.8m) 布引山(2683m) 鹿島槍ヶ岳(2889.1m)
平成23年9月11日(日)快晴 単独 所要時間:9時間13分
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扇沢05:17---ケルン06:15---アザミ沢07:36---種池山荘08:16---爺ヶ岳南峰(2669m)09:12---爺ヶ岳中峰(2669.8m)09:35
---冷乗越10:18---冷池山荘10:37---布引山(2683m)---鹿島槍ヶ岳12:31---冷池山荘13:55---種池山荘テン泊地16:30
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爺ヶ岳南方から扇沢口に発生する尾根筋にできた柏原新道が今回の出発点です。
柏原新道はとてもよく整備された登山道で1950m付近より尾根を外し扇沢を左に見ながら緩やかに種池山荘へと続きます。
眼下に見える渓谷は南東に流れ落ちる篭川で高瀬川と合流し、その後、犀川へ流れ込み千曲川・信濃川と名前を変え
北アルプスで降った大量の雨水を日本海へと注いでいる日本一長い川の源頭部の川でもあります。
駅見岬
扇沢のバスターミナルが見えています。その右上の沢が有名な針の木雪渓です。
下からガスが湧きあがってきています。
種池山荘付近の自然風景は夏から秋の装いに変わりつつあります。
山荘前で小休止し爺ヶ岳を目指します。
今まで真っ白だった風景が風に飛ばされ爺ヶ岳が目の前に現れました。
鹿島槍ヶ岳の頂きは霧で覆われています。
西側には剣岳や立山が見えはじめました。
先程までかかっていた霧がとれ鹿島槍ヶ岳の相似峰が見えだしました。
見覚えのある尖がった頂き
槍ヶ岳も真っ白な雲間から顔を覗かせ始めました。
爺ヶ岳南峰(2669m)にも三角点がありましたが、地形図上の三角点は爺ヶ岳中峰(2669.8m)の方です。
地形図で表記された爺ヶ岳の山容をご覧ください。
下に見える沢は棒小屋沢で十字峡で黒部川に合流しています。
樹林越しから見る剣岳もなかなか味があります。
冷池山荘はここを下ってコルを少し登り返した場所に建っていました。
薄い霧がかかりはじめてきました。
先程の樹林を下ってガレの稜線越しから冷池山荘とテント場が見えています。
刻々変化する山岳風景
なるほど、山荘名の由来はここなのでしょう?ね。
美味しそうなビールもありましたが我慢しましょう!
光岳で閉ざされた山風景が、完全復活!
秋を感じさせる風景ですがとても暑かったです。
鹿島槍ヶ岳かと登ってみたら布引山でした。
見えたぞ見えたぞ・・・
若者が力強く登って来ています。
頂上では二、三組の団体さんが歓喜の声を上げていました。
岡山県から来たという御年輩の女性人達は60歳から山をはじめ、とても山を楽しんでいる様子でした。
東側はガスがかかり真っ白け
冷池山荘では冷たい冷たいコーラを一気飲み
喉越しがなんともいえません。ビールより美味しい!
コカコーラは350円也
当初は針の木雪渓を登り八方尾根へ下山する予定でしたが、土曜日の出発が21時過ぎとなった為予定を変更し一日目は
扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→冷池山荘でのテン泊を予定していましたが、冷池山荘に早く到着したため翌日の行程を考え種池山荘まで進みました。
冷池山荘のテント場のように眺望はありませんが、樹林に囲まれて意外と良いテント場でした。(テントの固定はペグのみで石の固定は禁止)
ここでは冷たいビールでのどを潤しコテッと就寝
つづく
ダイヤモンド爺ヶ岳は次回でアップします。
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