賀茂の百山
平成27年1月18日(日) 単独 天気:晴 所要時間:4時間7分 距離:GPSにて計測=9.45km
【登った山】 藤原山(331.6m)基準点名:相玉村 三等三角点設置 辻の段(373m)
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蓮台寺湯の華小路12:15---①まつざきみち・あまぎみち地蔵様12:37---尾根へ12:57---藤原山(基準点名:相玉村 三等三角点)13:12---
②まつざきみち横断(260mコル)13:41---辻の段14:10---③下大沢庚申塔14:25---辻の段14:52---②まつざきみち横断(260mコル)手前の南東尾根へ変針15:17
---高圧鉄塔15:33---陥没地点通過15:46---④大日正観音15:53---天神神社16:07---吉田松陰寓奇処16:16---出発点へ16:22
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本日のログ
道標地蔵尊
向かって右側にあまぎみち 左側にまつざきみち
ここから山道を登りあがって行きます。
2回ほど歩いた山道ですがグズグズに荒れています。
山道不明瞭のため沢を直登し稜線へ上がってきました。
以前共同アンテナの線が藤原山へ延びていたのですが地デジに変わりアンテナ線や支柱がきれいに撤去されていました。
藤原山手前から北北東に天城山を望む。
藤原山の三角点へとやってきました。 基準点名:相玉村 三等三角点設置
除伐がなされ以前来た時と雰囲気が変わっています。
南豆風土誌の山誌では、那岐里山(なぎりやま)311m蓮台寺の北方藤原山嶺東部の一峯で、藤原越えの峠道が蓮台寺~相玉を結んでいる。
往古桂昌院(広台寺の名前)があったという。三名山のひとつ。
藤原山嶺東部の一峯で311m峰は地形図上で見当たらないので、那岐里山(なぎりやま)=藤原山 なのでしょうか?
藤原山の青面金剛明王塔
三角点を求めて登った頂きでこの石造物を発見した時は超ビックリしでした。
当時は雑木や笹が生茂っており三角点設置場所からこの石造物は見えなかったのです。
藤原山から南側へ下ったコルから藤原山を仰ぐ。
樹幹越に椎原集落が見えています。
藤原越えの峠道(蓮台寺~相玉)でしょう。
道標地蔵尊の左側に”まつざきみち”を辿るとこの峠へ来るのでしょう。
先ほどの峠は下って行く道と、左へ回り込んでいく道があり左へ回り込み進んでいきます。
この道を進むと下大沢へいくことが出来ます。
道なりに進まず尾根筋を辿って行きますと物見櫓?が建っていました。
こんな遊び大好きですよ!
その物見櫓からみた高根山
で、武山その右側にちょこっと下田湾が見えて下田富士がやはりちょこっと顔を出しています。
こちらは先日登った大段、安城山と堀ノ内山の山並み
辻の段へとやってまいりました。
辻の段から見た山並み
みかん畑の脇を通って
辻の段から西南西へ下って行きますと下大沢の庚申塔へ、下田まち遺産になっていました。
下田街道さんをご覧ください。
下大沢庚申塔から下って破線の道から戻ろうかと考えていたのですが、地形図をどこかで落としており再び尾根を登り込みまして
辻の段手前で落ちていた地形図を発見回収し藤原越えの峠道手前から東南東の尾根へ変針します。
鉱山の山だけあって坑道が陥没したのでしょうか?
色々な石造物がありますね。
細尾根になって植林地を過ぎたころに
天神神社裏へ出まして
その社殿左側には国指定有形重要文化財・大日如来坐像、市指定文化財・四天王像が安置されています。
石段を下り
吉田松陰寓奇処を通過し湯の華小路の出発点へ戻り藤原山を終えます。
それと、藤原山の西側の小ピークもでした。
高圧鉄塔で位置確認ができるのは安心できます。
大日正観音で気にしていないと東尾根へ吸い込まれてしまいますし、神社側の尾根は傾斜地なのでこのコース最難地でしょうか。