伊豆(南豆のやま)

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甲斐駒ヶ岳(前編)

2012年07月17日 18時55分50秒 | 静岡の百山&南アルプス

平成24年7月16日(月)海の記念日    天気:晴  所要時間:7:18

【登った山】 甲斐駒ヶ岳(2965.6m)  

距離:GPS巨にて計測=11.6km 高度の上昇2426m/高度の下降300

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横手駒嶽神社05:10---沢越え---笹の平06:56---刃渡り08:18---刃利天狗(とりてんぐ)08:40---黒戸山08:52

---五合目小屋跡&屏風岩09:15---七丈小屋十枚山10:15---鉄剣の岩11:53---八合目---甲斐駒ヶ岳12:28

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標高差2,200m距離にして11.6kmの黒戸尾根、一度はこの尾根を登らなくちゃ~と思いつつ果たせなかったが、先日職場のI.Tさんが

5時間で登って来たという。若いころは確か4時間で駆け上がったという。

うーん、何時か黒戸尾根~甲斐駒ケ岳やってみましょうと思っていたのが、今回の赤石岳~聖岳~上河内岳が中止となり天気さえ良ければ

海の記念日に日帰り登山をしようと思いたち、16日 01:00河津を出発し横手駒ヶ嶽神社に04:35到着

駐車場には1台も駐車している車がなく???でしたが竹宇駒ヶ岳側からが登山者は多いいようです。

登って行く途中、本当に日帰り登山ができるのか不安になったが、い~や無理だったら七丈小屋にお世話になればと、重い体を喘ぎながら前進、前進

最近メタポ傾向が増加+歳の現実を痛感=弱気

原因は分かっているが気合を入れよう。

継続は力なりだ!よ。

といっても体がいね~。

クマが出そうな林をやっと抜け笹の平に到着した。

江戸後期文化年間、1816年ごろの開山であるといわれているだけあって登山道脇には、信者によって奉納されたであろう苔生した石碑が目立つ。

いよいよ急登が始まる。

なるほど、ここが刃渡りなる岩場だ。

左側は奈落の底、右側はこの一枚岩がかなり下方へ落ち込んでいるが鎖場なので安心

信仰の山だけあって登山道はよく整備されています。感謝です。

こんな梯子や、垂直なモンキータラップ、鎖が設置されていなければ高所恐怖症の私にはとても無理な黒戸尾根ですよ。

五合目小屋跡から見た2,250mの小ピーク、鞍部から100mほどのピークだが見ただけでビビってしまうほどの圧迫感がある。

その鞍部がこれだ。屏風岩とも言われこの右側に急な階段や鎖場が続き、石碑群が目を見張るよ。

この岩が屏風岩でしょう。

信仰は凄い、どうやって持ち上げてきたのだろうとよく思う。

2,262mを過ぎた鞍部だろうか?

ここから地形図で表わされているように等高線の無い岩場となっています。

そんでもって垂直なモンキータラップ、高さにして8mほどあるだろうか?その下部も梯子や鎖場が続く。

登りは意外とよいのだが、下りでは一歩踏み出すのに勇気がいます。

でも道はよく整備されています。

おー七丈小屋に到着です。

勝手に冷たい水を頂きましたがありがとうございました。

塩の吹き出した顔を冷水で洗い流し、ゴクン、ゴックン、ゴクゴクもうたくさん飲ませていただきました。

頭も冷水でガバーっと冷やし気持ちよかった~

山バッチは販売していませんでしたね。

こちらが七丈第2小屋のようです。

そしてテント場

よぎる、よぎるよぎります。日帰り下山ができるかと。

オー鳳凰山だ~

地蔵岳のオベリスクがうすくなった雲の合間から突然現れました。

感激、感激

雲よ早く剥がれて行ってくれ~。

大分はっきり輪郭を現した鳳凰山

オベリスクの左側には富士の山があるんだがね~。

ここが八合目、ここにあった鳥居は平成15年に倒壊してしまったそうです。

いいぞ良いぞ!

雲が剥がれて行くぞ~。う~ん、この場合は雲がふ~っと流れ消えていく。

オーバハングしてたりして、でも腕力で登りあがる。

鎖場である花崗岩には踏み込まれた踏み穴があり年月を感じさせています。

鉄剣の岩が見え始めました。

それにしても、岩の連続であそこまで行くのにどんなルートがついているのか興味があります。

そして後編に続く・・・

 

 

 

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