2年前高瀬ダムをスタートし五色が原から越中沢岳→スゴ乗越小屋泊→薬師岳→黒部五郎岳→黒部五郎小舎泊→三俣蓮華岳→高瀬ダムへの回遊コースを予定したのですが、右ひざが痛み五色が原から獅子岳→鬼岳→室堂へエスケープしたのでした。よく早朝浄土山→一の越→立山→真砂岳→別山→雷鳥平へ下りトロリーバス、ケーブルカーロープウエイ、トロリーバスで扇沢に下りました。
皆さん来年はこの周遊コース挑戦しませんか。
写真後方は雄山、手前は獅子岳です。
皆さん来年はこの周遊コース挑戦しませんか。
写真後方は雄山、手前は獅子岳です。
チョットだけコメント文を披露しましょう。
塩見小屋から岩礫を登攀すること、おおよそ50分で我々一行は西峰へ到達した。
そこで見た景色とは!!! 目の当たりにしたこの光景をいったいどう表現したらいいのだろうか! いや、そのときは実際に「スゲー」って叫んじゃってたかも?
使い古された言い回しで恐縮だが、俗界とはおよそかけ離れた、360°すべてが空と山と雲海がおりなす単純だが、鮮烈なセピアカラーでコントラストされた大パノラマがそこに展開されていたのだ!
雲海から日の出を迎えようと薄明るくなった方角やや右手には、言わずと知れた霊峰富士。峰を挟んで背側には日本第二の標高をもつ南アルプスの雄「北岳」。その右手ずうっと奥には、北アルプス穂高、槍ヶ岳の穂先までクッキリ見渡せる。
そう忘れてはならない、今回の山行で霧雨と強風に弄ばれながらも辿ってきた荒川三山(悪沢)は、その悪辣な山容を我々の眼前に、小憎らしいばかりに見せつけていた。
日本の名だたる銘峰が一望できるこの場所に、偶然にこのタイミングで立てたことの神への感謝と感動で、思わず涙が頬を伝わりかけたのは、このワタシだけだったのだろうか?←やたら大袈裟な表現だな 今風だとウザイか?
あとの祭りだが、実は我々一行はここでミスを犯してしまった。そう上記掲載ご来光画像は、塩見岳を数分下った際に撮影したものである。つまり頂上でご来光を迎えた訳ではなかったのだ。あのとき先を急ぐばかりに同行者の誰一人としてこのことに気付かなかったことが、いささか心残りではある。(これで、近い将来360°展望できる別の場所でじっくり腰を据えてご来光を仰ぐ目標ができたとも言えるが)
そして、霊峰富士のさらに右手には、これから我々を誘おうとする蝙蝠岳と、そこまで続く千塩尾根から袖を分けた緩やかな曲線美を描く蝙蝠尾根の稜線がくっきり見えていた。
S街道もキ キター… 感化ですね~。
既に使い古された言い回しで恐縮だが、俗界とはおよそかけ離れた、360°すべてが空と山と雲海がおりなす微光のコントラストによって、至極単純ではあるが目の覚めるような鮮烈なセピアカラーで色彩された一大パノラマがそこに展開されていた!。