私の友人に、息子さんが難病の人がいる。
時々は、入院する事で、彼女の身体を休める、と言う手段があり、使っていたのだが、その病院のスタッフの酷さに、もう、彼女は、息子が行きたがらないから、と、ずっと家で看護している。
先日、ラインしていたら、ボソッと
彼女が言った。
もう、どれだけ人と食事してないやろう。
即、じゃ、◯◯日に行くわ、お弁当買って行く。
その日が今日だった。
物静かで忍耐強く、辛抱強い彼女。
ご主人は、息子が幼稚園の時に亡くしている。彼女とは、24年前にお互いガンを患った病友でもある。
ベッタリした関係ではないが、何故かお互いが肝になる時に呼び合う感じかな。
私がたまたま寄った時に、息子の難病の疑いを話してくれて、言葉が無かった。
あれから、確定診断がくだり3年が経ち、病状は進み続けている。
ヘルパーさんが来て、1時半には、自由になるから、とその時間を目安に訪問。
お弁当を食べながら、一杯話した。
最近は、車イスなれど、彼は外出を希望するので、それについて駅まで歩いたりするそうだ。軽く40分はかかるぞ。
普段、ダラダラ運動もせずに居るから、堪えるわぁ、と。
そして、色んなスタッフさんのおかげだが、その中には、えっ?と耳を疑うような人もいる。
彼女は言っていた。やっぱり解るのよ、その人が、どう思いながら世話をしてくださっているかは。と。
面倒だな、と心の中で思いながらするのと、誠心誠意でするのとは、看護を受ける彼には、大きな差なんだろう、と思う。
だから、彼は在宅で過ごしたいと。
母親の処置が上手くなくても、愛情があるから。
彼の為にも、彼女は元気でいないと。
たまに顔を出して、バカ話して、帰る日をもう少し増やそうと思いつつ帰った夕方だった。
親の愛は無償とは言えど介護疲れは半端じゃないですよね。
そうですね。時々こうしてお食事しながら話しをすること何よりのリフィレッシュになりますね。
ナオちゃん良いことなさった。
そういう友達がいてくれることって本当に心強いですものね。
わかるな。誠心誠意なさっている方と仕事だからやっている方。
何か滲み出るものが違うんでしょうね。
母がホームにいた時にもスタッフさんのなさりように反応する母でした。
お友達が疲弊して倒れないように力になってあげたいですね。
優しいなナオちゃん!
あなたの何気ない一言や仕草が、どれだけ勇気づけられていることやら。
友…って、いいね!😊
いくら愛情があっても、精神と肉体の疲労は計り知れません。友人は同居していた実母との生活(特に介護は無い)を、かかりつけの先生が心配してショートステイを手配してくれたそうです。103歳で天寿を全うされましたが、年に1~2回のショートステイで息抜きをしていました。
お友だちの場合は自宅での介護、24時間気が抜けませんね。ヘルパーさんが来られている時間を大いに利用して、お話を聞いてあげて下さいね。きっと、息子さんとヘルパーさんたちとしか会話をしていないと、ストレスですよね、たっぷりお話をして、ついでに美味しいお弁当とかあれば、翌日からまた頑張れます。
私たちも家族と店員さんとしかしゃべってないと、友人との会話がどんなに楽しいか(^o^) みんな一緒です♪
コメントをありがとうございます。
彼女にもどれだけ、助けられたかです。
何も出来ないと分かりつつ、少しでも違う空気を運べたら、と思いました。
聞くだけで済まない私。きっと、帰った後は、ホッとしていたかも(笑)
コメントをありがとうございます。
彼女の気持ちを理解する事で、傍にいるよ、といつも訴えているつもりです。
だから、色んな気持ちを話してくれます。その時々の私の反応によっては、彼女は、心を閉ざす、と思うので、そこは、気を付けて話をするようにはしていますが、、、、。
もっと、出来る事がないか、探す時間でもありますね。
コメントをありがとうございます。
そうですそうです。毎日、気の休まる日はないと話してくれました。四六時中、誰かが家に来るから、うたた寝して、目が覚めると、今、何時、誰がもうスグ来る?と一瞬、慌てると話してましたね。そのスタッフさんもお人やから、仕方ないですが、色んな人が居られて、話せない息子さんがお母さんに、訴えて、それが解るだけに辛いとも。でも、掛かり付けのお医者さんがスタッフが何か言いつけに来ても一喝で、跳ね返して下さったと聞き、ちょっと嬉しかったみたいで、聞いた私も安心しました。患者本人の気持ちを察する看護をしてもらいたいものですね。