本社編集編成局で協議した結果、荒井氏の発言は同性婚制度の賛否にとどまらず、性的少数者を傷つける差別的な内容であり、岸田政権の中枢で政策立案に関わる首相秘書官がこうした人権意識を持っていることは重大な問題だと判断した。ただし、荒井氏を実名で報じることは、オフレコという取材対象と記者の約束を破ることになるため、毎日新聞は荒井氏に実名で報道する旨を事前に伝えたうえで、３日午後１１時前に記事をニュースサイトに掲載した。これを受けて、荒井氏は３日深夜、再度、記者団の取材に応じ、発言を謝罪、撤回した。２回目の取材はオンレコで行われた。
まず、この発言のどこらへんに実名報道するに値するニュースバリューがあるんだか？誰かが誰かを嫌っているということをわざわざ本人にお伝えするって、それまさにいじめの構図そのものじゃないか？
なにより、大事なのはこの秘書官がその人権意識を仕事に持ち込んでいたかどうか。LGBTを気持ち悪いと思ってる“だけ”なら何も問題なくないだろうか？いつからこの国は人を思想で罰することを良しとするようになったのだろうか。
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