今夜はゲストを大阪の道頓堀に連れて行き、大阪三大フード、お好み焼き、たこ焼き、串カツを味わっていただく。大阪人は、家庭でお好み焼きとたこ焼きを作るんですよ、という話をよくする。今年のお正月に東京の孫たちが来た時、お好み焼きとたこ焼きを作った。その時の写真があったので、パワポイントにしてみた。

5時半にホテルピックアップだった。セント・レジスホテルに行った。ゲストはラスベガスからお越しのご夫妻、カーソンさん、アシュレさんと4人の息子さん(10歳、8歳、6歳、4歳)と28歳の女性、カーリーさんの8人だった。専用車で道頓堀に向かった。ドライバーは以前にもお世話になった人だった。車の中で、ドライバーさんから衝撃の事実を知った。ゲストさんは、プライベートジェットで日本に来られたそうだ。エージェントからの資料に、東京から大阪への移動が航空機だと書いてあった。どうして新幹線ではないのかなと思っていたが、そういうことだったのか。ボーイズたちはとても可愛らしい。4歳のボクちゃん以外は携帯電話を持っていた。

道頓堀に到着。いつものように、グリコの看板の前で記念写真。明治のカールおじさんの前でも写真撮影。
カーリーさんにBobaはどこで飲めるか、聞かれた。道頓堀にあるようだが、わからない。「後で、デザートに」と言って慌ててネットで調べた。

道頓堀を少し歩くと、

バスケットボール、パーフォーマンスをしているお兄さんがいた。ゲストさん、みんな大喜び。ボーイズたちはスポーツがお好きらしい。


お好み焼きとたこ焼きを食べれるお店を予約しておいた。『大たこ 法善寺店』

アシュレさんに、三大フード以外の物を食べてもいいのかと聞かれた。「もちろん、予算内なら何を食べてもOKです。お好み焼きは少なめにして、歩きながら気に入ったストリートフードを味わったらどうでしょうか?」と答えた。たこ焼き10個、お好み焼き2枚、ネギ焼き1枚、枝豆だけにした。大人はビール、子供はコーラ。お好み焼きとたこ焼きはあまりお口に合わなかったようだった。私の前にはアシュレさんと4歳のボクちゃんが座った。アシュレさんはとてもフレンドリーな方で、にこやかにお話しをされた。東京より大阪の方が、雰囲気が好きだとおっしゃるので、大阪人ネタを披露した。ピストルで打つ真似をすると、撃たれた真似をするのが大阪人、というのをジェスチャー付きで説明すると面白がっておられた。でもゆっくりお話ができたのは、ここまで。このあとは、4人のボーイズを連れた怒涛の食べ歩きが始まった。

お店を出るとすぐそばに串カツのだるまがあった。「せっかくだから試しに1〜2本、食べてみませんか?」と言って、2本だけ試食してもらった。

次に立ち止まったのが、みたらし団子。

私は、ゲストが立ち止まったところで、お金を払いレシートをもらう“ばあや“。このあと、トルコアイスを試食。いつものおじさんがお客をからかいながら、アイスを渡していた。
本物の神戸ビーフを串に刺して焼いてくれるお店。1本5500円の串を2本注文された。

お肉が焼ける間に、またバスケットパーフォーマンスを見学。さっきのお兄さんが場所を変えていた。

お肉が焼ける間に、またバスケットパーフォーマンスを見学。さっきのお兄さんが場所を変えていた。

回っているボールを指先に乗せてくれる。

10歳のボーイが、果物を串に刺した写真を私に見せて、これを食べたいと言っていた。あったー!
イチゴ飴やらイチゴ大福などを召し上がった。食べたものにパパがポイントをつける。大福は10ポイント、キャンディーは5ポイント、などと。僕たちはポイントを競っていた。大きな声で話す、陽気なパパだった。

もう一軒、果物のお店に行った。今度はマスカットを串に刺したものを食べた。カーリーさんはソフトクリーム。もう一軒くらい行ったようだが、もう全部は覚えていない。
3回目のバスケットボールパーフォーマンス。

しめは、Bobaのお店へ。ネットで探して電話した。さっきお店の前を通ったはずだが気づかなかった。小さなビルの2階にあった。タピオカのお店だった。

パパは2階に上がらずに、1階の海鮮丼のお店でイクラ丼とビールを召し上がっていた。私が忘れ物を探しに2階に上っている時にポイントの結果発表があったようだ。1人のボーイが泣いていた。

食べ歩きとバスケットボールが楽しかったようで、帰りの車の中は大騒ぎだった。予算も目一杯、使われた。めでたし、めでたし。ラスベガスの豪邸に戻ったら、シェフが作る料理を食べることになる。食べ歩きは衛生的とは言えないが、こういう体験は楽しかったと思う。大人も喜んでいた。子供達は贅沢な生活をして甘やかされているようにも見えるが、アシュレさん、ダメなことはきちっとNO とおっしゃっていた。射撃ゲームはさせてもらえなかった。また10歳の息子さんには、お礼などを言わせていた。息子を立派なジェントルマンに育てるのは親の務め。なかなか面白い体験をさせていただいた。