6月5日に咲いた花。花粉が花にまでついている。
6月7日に咲いた花。おしべが6本、めしべが1本。花粉は服などにつくと取れないので、切花の百合は、すぐにおしべを切り取るそうだ。それに、受粉すると花が役目を終えて、枯れてしまうらしい。花は人間を楽しませるためではなく、子孫を残すために生きている。
昨日、咲いた花。まだ、花粉は飛び散っていない。花びらが6枚あるのだと思っていた。正しくは花びら3枚、がく3枚だった。歳をとっても、知らないことが多い。
明日、友人が作った京都1日ツアー”Ten-Must Spots in Kyoto”のアシスタントをする。ツアーの準備をした。熱中症を予防するためのアメ、ウェットティッシュ、手指消毒液を買った。
各所で説明する英文をパラパラ読んでいると、この本を思い出した。明日行く伏見稲荷、金閣寺、清水寺などについて詳しく書かれている。
清水の舞台では、どのガイドも願をかけて人々が飛び降りた話をする。江戸時代の171年間に234人が飛び降りた。さて何%の人が生き延びたでしょうか、などとゲストに尋ねる。なんと85%が成功した。どうしてこんなに正確な数字がわかっているかというと、寺の役人が正確に記録していたのだ。飛び降りを禁止しようとは思わなかったのだろうか。
DMM英会話では、日本の桜の開花が早くなってきているという記事を選んだ。古い文献も調べ、約1200年間の京都の桜の開花時期を比較している。おそらく都市化と地球温暖化のせいだろうと書かれていた。
京都の桜が満開になった日のグラフ。2018年は3月28日だった。
思い起こせば4年前。桜を楽しみに日本に来た私のゲストは、葉桜を見ることになった。4月6日と8日のゲストは船に乗って大川沿いの満開の桜を見るはずだった。桜の時期は、個人が船のチケットを予約できない。旅行社が予約をとることになっている。2日ともお花見用のクルーズ船、ひまわりが予約できたのだが、もう桜は散っていた。私のせいではないが、気の毒でたまらなかった。オランダとスウェーデンから来られた方たちだった。また来年というわけにはいかない。桜は悩ましい。
ウクライナ人のナターシャからメールが来た。私が身元引き受け人のことを尋ねたからだ。身元引き受け人はいないそうだ。ポーランドに着いた時、プーチンはポーランドも攻撃するかもしれないという噂がとんだ。怖いのでヨーロッパからできるだけ遠いところに避難しようと思ったそうだ。日本に家族や友達がいなくても、避難できたということ。来た人を追い帰すわけにはいかない。でもなぜ東京から大阪に来たのだろうか。聞いてみよう。大阪市のホームページを見た。身元引き受け人が大阪市に住んでいたら、50万円の支援金が受け取れるそうだ。