今日はお仕事。JR阪和線の東岸和田駅に行った。ここのロータリーに、あるエージェントのHさんがレンタカーで迎えにきてくれた。そのエージェントは大阪の泉州・南河内地域の『食』の観光開発の大阪府による入札に応募して、大手旅行社を差し置いて、入札を勝ち取った。今月の20日から、他のエージェントや大阪府の職員さんを交えて、モニターツアーをするので、今日はその打ち合わせに行った。私はその『食』の場所に予約が入った時にガイドをすることになるので、一緒に連れていってもらった。
今日はこの冬1番の寒さだった。ここは岸和田市。
和泉市に入ると完全に雪景色。慣れない雪に道路は渋滞気味。
最初の目的地、和泉市のイチゴ農園に着いた。本当にここは大阪府? ジャムなどを作る小屋に案内された。Hさんはテキパキと打ち合わせを進めた。私が成れなかった憧れのOLさん。
電車の駅からは車でないと行きにくい。過疎地なのでバスが減らされていると伺った。私が興味を持ったのは小川村という20戸くらいの小さな集落。本物の古民家を見ることができる。
で、イチゴのハウスはどこに? Hさんがトイレに行っている間に探訪。
あった! 対象のゲストは富裕層なので、ハウスの一つを貸切にしてイチゴ狩りをしてもらうことを考えている。
また車に乗って、老舗の料亭に行った。阪南市の牧場で飼育している『なにわ黒牛』を使ったすき焼きをメインにする予定。今日は試食はなし。素敵なお部屋だった。
次に阪南市にある酒造に行った。創業1716年。案内してくれた社長さんは10代目だった。これは汲み上げた井戸水を貯めているタンク。酒だけでなく、全ての水はこの井戸水を使っているそうだ。
自宅も案内してもらった。お宅拝見。立派なお庭があった。茶室もあった。社長さんが、茶室ではお琴、洋室ではピアノを弾いてくれた。酒造り見学より、お宅拝見の方が、ゲストさんは喜ばれるかも。
この後、写真はないが、魚を目の前で捌いて、お寿司やお刺身を食べさせてくれるところに行った。私の仕事はここまで。車で東岸和田駅まで送ってもらった。Hさんは和歌山のご出身で、親しみやすい方だった。車の中でのお喋りも楽しかった。これを仕事と言っていいのだろうか。ありがたい。
昼食をとる時間がなかったので、駅前のお寿司屋さんに入った。3時を過ぎていた。
そこそこです。
そこそこです。