庚申街道(こうしんかいどう)が四天王寺から古市街道と出会うところまで、続いていたそうだ。
古い街並みも少しだけ残っているが、マンションが見える。
塀の中は現代風のお家。
保存はいいことだが、持ち主さんの負担は大きいだろう。
北田辺駅に到着。駅の前にATMがあった。駅の横には開高健さんの文学碑。
暑かったので、帰りにカフェに寄った。
ギャラリーカフェ ℃(せっし) 味覚と視覚を味わう空間らしい。
エルダーフラワー・ジュースを注文した。
エルダーフラワー・ジュースがあったことがうれしくて、2017年にデンマーク旅行に行った4人のグループLINEにメールした。
1週間ほどの旅行だったが、ある日、牧師さんのお家でお茶をいただいた。出していただいたものは全て手作り。写真、右のガラスポットに入っているのが、エルダーフラワー・ジュース。お庭のエルダーフラワーで奥様が作られたジュースだった。
デンマークを去る日、コペンハーゲンの空港でもエルダーフラワー・ジュースを飲んだ。デンマーク語では”hylde blomst”
友人の一人は、デンマークで飲んだエルダーフラワーが忘れられなくて、苗を探して、一昨年、鉢に植えたそうだ。昨年は少しだけ花が咲いて、少しエルダーフラワー・コーディアルを作ったという。奥様にレシピをメールで送ってもらっていたとは知らなかった。今年はたくさん作れそうですね。
*コーディアル:季節のハーブやフルーツを生のままシロップに漬け込んだ濃縮ドリンク
エルダーフラワーはヨーロッパでは春の訪れを告げる花で、森や荒地に生育しているそうだ。古くから薬効の高い植物として重宝されていたらしい。寒くて暗い冬がようやく終わり、この白い可愛らしい花が咲いたら、北欧の人たちはどんなにうれしいだろうか。