ゲストはメルボルンからお越しのミンディーさん(妻)、ブラッドリーさん(夫)ご夫妻と12歳の息子さんジョナーさんだった。メルボルンのカーラムダウン校の近くに住んでおられる。私が最後に勤めた枚方高校では、夏休みにオーストラリアで海外研修を実施していた。私は転勤した年に、20名の生徒と1名の主担の先生とメルボルンに行き、2週間、カーラムダウン校でお世話になった。私は先生のお宅に泊めていただいた。生徒たちもホームステイ。引き受けていただけるご家庭を見つけるのに、メルボルンの先生たちは苦労された。2年後にも同じ研修に、今度は主担として生徒を引率した。修学旅行はシンガポールとマレーシアに行ったが、旅行社の数名の添乗員がお世話をしてくれる。この海外研修は添乗員がつかないので、緊張の連続だった。航空機の乗り換えをした香港では搭乗券を握りしめていた。今日のゲストが、カーラムダウン校のすぐそばにお住まいとは奇遇だ。
タクシーで金閣寺へ。ここでは誰もが写真を撮りたくなる。
舎利殿が見える場所。タクシードライバー兼ガイドが、ここは仏舎利が収められている舎利殿の最上階がよく見える、と説明されていた。そんな説明の仕方もあるのか。私のゲストは舎利殿を軽々、手の上に乗せた。
タクシーで嵐山へ。トロッコ嵐山駅でタクシーを降りた。ゲストさん、駅の中にあるお店を見つけ、
いちご大福などを召し上がられた。おいしい! ジョナーくんは日本のことが好きで、Duolingoで日本語を勉強されているそうだ。ひらがなは読める。たまに簡単な日本語を話してくれた。
竹林ではこの写真しかなかった。天龍寺の庭園に入ったが写真は一枚もなし。写真がないと記憶が戻らない。多分、ダルマのお話はしたと思う。
お元気なゲストだったので、川の方まで歩いた。羅漢像の前で。
渡月橋。ハイシーズンでもないのにこんなに多くの人が渡っている。
さすがにお疲れが見えてきたので、着物フォレストは一瞬で終わり、冷房の効いた嵐電に乗った。
舎利殿が見える場所。タクシードライバー兼ガイドが、ここは仏舎利が収められている舎利殿の最上階がよく見える、と説明されていた。そんな説明の仕方もあるのか。私のゲストは舎利殿を軽々、手の上に乗せた。
タクシーで嵐山へ。トロッコ嵐山駅でタクシーを降りた。ゲストさん、駅の中にあるお店を見つけ、
いちご大福などを召し上がられた。おいしい! ジョナーくんは日本のことが好きで、Duolingoで日本語を勉強されているそうだ。ひらがなは読める。たまに簡単な日本語を話してくれた。
竹林ではこの写真しかなかった。天龍寺の庭園に入ったが写真は一枚もなし。写真がないと記憶が戻らない。多分、ダルマのお話はしたと思う。
お元気なゲストだったので、川の方まで歩いた。羅漢像の前で。
渡月橋。ハイシーズンでもないのにこんなに多くの人が渡っている。
さすがにお疲れが見えてきたので、着物フォレストは一瞬で終わり、冷房の効いた嵐電に乗った。
地下鉄に乗り換えて、三条駅で降りた。ご夫妻は携帯にPASMOを取り込み、ジョナーくんは子供用のICカードを持っておられた。電車の乗り降りがスムーズにいくのでありがたい。
『がんこ』で昼食。いつものように、馴染みの店員さんに写真を撮ってもらった。私は寿司定食。前に座ったジョナーくんはお刺身と和牛焼き。牛肉は表て4分、ひっくり返して2分半、焼くように言われた。お箸を上手に使われた。
ミンディーさんはアメリカ、フロリダに生まれ、ブラッドリーさんはオーストラリアで生まれた。Amazonに勤めているブラッドリーさんがフロリダで勤務している時にミンディーさんに出会って結婚された。今、カンボジアを旅行中の15歳の娘さんもいる。ブラッドリーさんが会社から2ヶ月だけ、オーストラリアで勤務するように言われたので、メルボルンに行ったが、もうかれこれ2年になるそうだ。メルボルンで家を探しておられる。空き家になっているフロリダの素敵なお家の写真を見せていただいた。フロリダの家を売り、メルボルンのお子さんたちの学校に近いところに引っ越そうと計画中。ミンディーさんは、週に3日くらい、ズームでカウンセラーとして働いておられる。
レストランにいる時、ミンディーさんが祇園花街芸術資料館の京舞のチケットをネット予約された。4時半に始まる。4時半までに祇園に行かなければならない。かと言って、せかせたくない。そのへんの塩梅が難しい。
京阪電車で順調に伏見稲荷大社に到着。千本鳥居を往復した。熊鷹社については触れず、稲荷山の頂上まで行くと1時間かかると言った。
稲荷駅の前でタクシーがすぐに見つかった。私は助手席、ゲストさんは後部座席に乗った。ミンディーさんのシートベルトが出てこない。気になさっているようなので、細い道だが車を無理やり停めてもらい、ドライバーさんにベルトを見てもらった。ところがベルトはシートの中に入り込んでいて、シートを動かさないと出せないと言われた。あかんやん。ミンディーさんに助手席に移っていただき、私がベルトなしで後部席に座った。車中でオーストラリアの交通ルールについて教えてもらった。車に乗った全員がシートベルトをつけることになっていて、つけなければ罰金になる。運転中に携帯を触っても罰金。カメラで記録されているので、後からメールが来て、罰金を払わされることもあるそうだ。シートベルトへのこだわりの理由がわかった。
清水寺に到着。本殿の近くの崖の上から京都市内を一望。このあと、本殿には入らないとおっしゃったので、ちょっとホッとした。本殿に入れば少なくとも30分はかかる。
別の道で仁王門まで戻った。道を変えると空いている。
清水坂はオーバーツーリズム。渋谷の交差点は、1分間だけ混雑を体験する場所だが、清水のショッピングストリートは混雑が長く続く。
本殿に入らなかったので、時間に余裕ができた。買い物には興味がないが、食べることはお好きなゲストだと判明。おたべを試食し、キュウリや団子やさつまいものフライを召し上がった。ゆっくりできてよかった。
4時20分に祇園花街芸術資料館に到着した。京舞の席がまだ残っていたので、私も入ることにした。
ここで井上流の舞を20分くらい鑑賞した。写真、ビデオは❌。祇園甲部の芸妓、まりこさんが披露してくれた。
芸舞妓の資料館を見学した。芸妓さんのカツラ。
月毎の花かんざし。かんざしの写真を見せることはあるが、今日は本物を見ていただけた。
ここで井上流の舞を20分くらい鑑賞した。写真、ビデオは❌。祇園甲部の芸妓、まりこさんが披露してくれた。
芸舞妓の資料館を見学した。芸妓さんのカツラ。
月毎の花かんざし。かんざしの写真を見せることはあるが、今日は本物を見ていただけた。
祇園甲部の舞妓さんの写真がずら〜と並んでいた。この方は、豆季依(まめきよ)さん。6月のツアーでお点前を見せてくれた。英語が話せる。
資料館を出て、花見小路を歩いていると、お茶屋に足早に向かう芸妓さんに会えた。ゲストさんは昨夜、夜の祇園ツアーに参加されたそうだ。花街についてとても詳しくなられた。もう少しこの辺りを散策し、夕食を食べてからホテルに帰るとおっしゃったので四条通りでお別れした。明日は奈良のバスツアーに参加されるそうだ。11日間の日本ツアー中、毎日、いっぱい予定が入っている。ジョナーくんも含めてタフなご家族だった。明日も楽しんでください。
夕食はすき焼きを食べて、スタミナをつけた。
オーストラリア研修旅行の報告書が見つかった。私は、教師らしいことを書いていた。