リッツ・カールトンホテルへ。ロビーに行くと、若い女性に声をかけられた。5月21日のドライバー、セイコちゃんだった。あの日は楽しかった、と言ってもらえた。友人ガイド、ヨーコさんにも会えた。しばらく待っていると、あるガイドさんが声をかけてくれた。金閣寺の近くにお蕎麦の美味しいお店があって、予約もできることを教えてもらった。そのリエさんというガイドさんは、もう予約されたそうだ。
今日のゲストはサンタバーバラからお越しのマーティンさん、モーリーンさんご夫妻とサンタモニカからお越しのモーリーンさんの妹さんのジーナさんだった。ジーナさんは足元がふらつき、長くは歩けないので、今日から車椅子を使うことになった。ホテルで車椅子をお借りして、専用車に積んだ。ドライバーはイタヤさん。セイコちゃんと同じ会社の方だった。出発前に、車椅子で行きやすい所にするか、元々のプランの嵯峨野ツアーにするかお聞きしたら、ジーナさん、ゆっくりなら歩けるので、ゲストさんは嵯峨野ツアーを選ばれた。
愛宕(おたぎ)念仏寺に行った。入るとすぐに階段があったが、ジーナさん、手すりを持ちながらゆっくり上がられた。ご夫妻はさっさと歩かれるので、私とジーナさんはゆっくり羅漢像を見ながら歩いた。ここには1200体の羅漢像がある。この寺院は創建こそ8世紀と古いが、ジェーン台風で決定的な被害を受け、廃寺にならんとしていた。そこで住職になった西村さんの努力とアイデアで、復活した。一般の人に羅漢像を彫ってもらうという大胆な発想で、表情豊かな羅漢像が並ぶお寺になった。海外の旅行者に大人気。
愛宕(おたぎ)念仏寺に行った。入るとすぐに階段があったが、ジーナさん、手すりを持ちながらゆっくり上がられた。ご夫妻はさっさと歩かれるので、私とジーナさんはゆっくり羅漢像を見ながら歩いた。ここには1200体の羅漢像がある。この寺院は創建こそ8世紀と古いが、ジェーン台風で決定的な被害を受け、廃寺にならんとしていた。そこで住職になった西村さんの努力とアイデアで、復活した。一般の人に羅漢像を彫ってもらうという大胆な発想で、表情豊かな羅漢像が並ぶお寺になった。海外の旅行者に大人気。
猫ちゃんを抱いている羅漢さんもいる。発想が豊か。柔らかい大谷石を使ったので、素人でも7日から10日で彫り終えたそうだ。
日当たりのいい所は、あまり苔が生えていない。
ここの羅漢さんたちは緑の服を着ている。ジーナさん、羅漢像の声に耳を傾けておられた。私にはそんな発想がなかったので、びっくりした。
ここの羅漢さんたちは緑の服を着ている。ジーナさん、羅漢像の声に耳を傾けておられた。私にはそんな発想がなかったので、びっくりした。
静かな寺院で、コツンという音がした。ジーナさんに「あれは何?」と聞かれたので、「鹿を脅すためのもの」と答えたら、随分、感心してくれた。普通のししおどしとは違っているが、私の説明、合っているだろうか?
モーリーンさんは、不動産の仕事をされていて、メールや電話がどんどん入ってきた。厳しい表情で仕事をこなされていた。便利になり過ぎて、旅行中まで仕事ができるようになってしまった。
今日のドライバーのイタヤさんも素晴らしい方で、ゲストさんもすぐにその優しさに気づいておられた。言葉は通じなくても、表情、仕草で気持ちは通じる。私も相談に乗ってもらったし、かなり無理なお願いも聞いていただいた。ジーナさんの体調から判断して、化野念仏寺はスキップして、祇王寺にお連れした。苔と新緑が美しかったこと。ほかほかの苔の絨毯の上をそっと歩いたりした。
これは何かと尋ねられたが、答えられなかった。宿題。
竹林があった。ゲストさんに「よく見てね」と言った。あわよくば天龍寺沿いの竹林はスキップしようと思った。あの竹林は混んでいるし、手すりがないので。
ところが、ゲストさんは竹林に言ってみたいとおっしゃった。イタヤさんにお願いして、竹林の入り口のところまで車で上がってもらった。竹林を見るだけと、両側に竹がある道を歩くのとは違う。この道は京都市が整備したそうだ。ジーナさんと私は入り口から30メートルくらい歩き、立ち止まった。ご夫妻はもっと先まで行き、戻ってこられた。マーティーさん、真顔で「入場料、要るんですか?」 こんな質問を受けたのは、初めてだった。
スマホのカメラのパノラマを使って撮る方法を教えたら、褒められた。褒め上手のゲストだった。
ランチは権太呂の金閣寺店へ。朝、ガイドのリエさんが教えてくれたお蕎麦屋さん。電話したら予約が取れた。テーブル席は、ガイドと外国人ゲストの組み合わせばかりだった。ゲストさんは鳥なんばのお蕎麦を、私は天ぷら蕎麦をいただいた。美味しいお出汁だった。マーティンさんはお魚が食べられないそうだ。お料理が得意で、クリスマスには大きなビーフを焼かれるそうだ。感謝祭には、もちろん七面鳥の丸焼きを。
このあとは、引き続き専用車で鷹峯に行き、瞑想とお茶を楽しむことになっていた。私はここまで。親切なイタヤさんは、お客さんといい関係ができていたので、安心だった。イタヤさんが、活動が終わるころに迎えに行って、ホテルまでお送りすることになっている。
車椅子のことがあったので、朝は緊張したが結果オーライだった。素敵なゲストと素敵な時間を過ごすことができた。また、黒船の話をした。どうもこの話しになると熱が入ってしまい、英語の間違いが気にならなくなる。日本の歴史について学校で学んだかお聞きした。マーティンさん「学校では自国の歴史とヨーロッパの歴史は習ったが、アジアのことは少しだけだった。」やっぱり片想いだった。モーリーンさん、ジーナさん姉妹の祖先は、アイランドとイタリアからの移民だった。私「Gone with the windですね」 God Fatherは思いつかなかった。
5時間ツアーだったので早く帰宅できた。専用車だったので疲れ方もマシだった。今日は金曜日。まず、なーちゃんがやってきた。
その後、ママとミナトくんも来た。今日のメニューは焼きそば。またかい。息子は7時半ごろ、みんなが帰ってからやってきた。何歳になっても子供の健康が心配。
その後、ママとミナトくんも来た。今日のメニューは焼きそば。またかい。息子は7時半ごろ、みんなが帰ってからやってきた。何歳になっても子供の健康が心配。