日々是好日

1月27日(土)平安京のセミナーと智積院

「おけいはん」で京都へ。


清水五条駅で降りて、五条大橋を渡る。


『ひと・まち交流館』に到着。


ここの4階で京都フリーガイドのセミナーがあった。今日のテーマは『平安京と紫式部』 講師の先生が、先日テレビ出演された映像を流しながら、平安京について教えてくれた。


お勉強の後は、腹ごしらえ。講師の先生と私を含めて6人のガイドがこの『マールカフェ』に行った。『休まず毎日開けてます』


私はハンバーグ定食にした。食後のコーヒーも飲み、先生にいろんなことを教えていただいた。60歳で定年退職をする前は、大阪府で公務員をされていて、関西空港、りんくうタウン、彩都などの建設に関わられたとお聞きした。関空の設計のとき、車の流れが実感できるように、発泡スチロールで立体的な模型を作られたそうだ。


ビルの8階にあるレストランなので、眺望が抜群。山のふもとに清水寺の三重の塔が見える。先生が好きな庭園として、智積院の庭園をあげられ、鑑賞の仕方について熱弁を振るわれた。


解散後、智積院に行ったことのないミミーさんというガイドさんが、このあと智積院に行ってみるとおっしゃった。私は2月4日に智積院に行くツアーがある。私こそ、行かなくっちゃ。ミミーさんの後を追った。
京阪七条駅から歩いて、智積院に着いた。真言宗智山派の総本山。宿泊施設もある。


4月になったら、『弘法大師ご誕生 1250年記念展』があり、宝物殿の展示替えが行われる。


お庭の紅梅


白梅


大書院から名勝庭園を鑑賞した。セミナーの講師の先生は障壁画を背にした3カ所と、お庭の近くの3カ所の合計6カ所から庭園を鑑賞することを勧めてくれた。障壁画を背にすると、お庭が額縁画のように見える。


庭園の近くに移動。一番左端から観ると。中国の長江に見立てた水の流れがよく見える。古代中国の世界に連れて行く。


真ん中から見た庭園。石組みの滝や橋が禅の世界を想起させる。


右端に移動した。刈り込みに注目。琴か三味線のバチのように見える。意味は忘れてしまった。この庭園はツツジの頃は大変美しい。冬枯れの庭はゲストに気に入ってもらえるかわからないが、私は少し前進した。


大書院には、こんな絵がある。布袋さんと中国の子供達が描かれている。ミミーさん「わあ、かわいい!」


このあと、国宝館に入り、長谷川等伯と久蔵の障壁画をゆっくり鑑賞。
そして、宿泊所の1階にあるオシャレなカフェで休憩。2人のおばさんが注文したのは、ソフト・ハイボール。ミミーさんは梅、私はゆずを選んだ。


智積院を出て、秀吉が祀られている豊国神社に行った。大阪の陣のきっかけになったと言われている鐘。


『国家安泰』と『君臣豊楽』の8文字が家康の怒りを買ったと言われているが、、、、2カ所の4文字が白い線で囲まれていた。ミミーさん『天井の絵がキレイね」 確かに。


本殿前の龍。


献燈した『萬亀楼』という和食のお店は、セミナーの講師が出演したテレビ番組にも登場した。創業は1722年。魚を手で触らずに包丁と長い串だけで捌く『式包丁』という儀式をテレビで見た。食事なしで、『式包丁』の儀式を見せてもらうだけで88,000円也。


近くにある『甘春堂(かんしゅんどう)』という和菓子のお店で『大仏餅』を食べて、2人のミニツアーは終了。ちなみにこの地に秀吉が大仏を造営したので、この大仏餅が生まれたそうだ。1595年に完成した大仏は1596年7月に起きた慶長大地震で倒壊した。

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