早めに京都に着いたので、小川珈琲で、
ロキソニンとウィンナーコーヒーを飲んだ。
リッツ・カールトンにお迎えに行った。
ゲストはサンフランシスコ郊外に住んでおられるスコットさんとヘザーさんご夫妻。それから、2人の娘さんのアビーさんとキャサリンさん。アビーさんが大学を卒業したお祝いも兼ねて家族旅行を企画された。アビーさんはサンディエゴ、キャサリンさんはロサンジェルスに住んでおられる。カリフォルニアは広い。日本とほぼ同じ面積だ。家族が揃って旅行できたことをとても喜んでおられる様子だった。日本に1週間滞在された後は、バリ島に行かれる。
専用車で金閣寺に行った。修学旅行生はほとんどいなかった。好天の下、舎利殿の前で素晴らしい家族写真をお撮りできた。ヘザーさんと娘さんは、お守りを買われた。
2人の娘さんは、舎利殿を手の上に乗せてみた。
続いて龍安寺へ。石庭があまりにも有名だが、石庭に行くまでに池が見えるし、木々に囲まれた道を歩くのも気持ちがいい。
15個の石が見事に配置されていると言われている石庭。あまり難しいことは考えずに、この景色を楽しんでいただければいいと思っている。幸い、縁側には座る場所があった。座ってゆっくり鑑賞していただいた。
盲人用に模型が置かれている。ヘザーさん、感心された。
さあ、池の周りを散歩しましょう。スコットさん、ガーデニングがお好きだとおっしゃった。植物のことにお詳しかった。お庭の写真を見せてもらった。これが個人のお庭?というくらい大きかった。ガーデナーを雇っておられるそうだ。建物の素材についての質問が多かった。こけら葺きの門に感心されていた。
睡蓮が美しかったが、この写真では美しさがわからない。
15個の石が見事に配置されていると言われている石庭。あまり難しいことは考えずに、この景色を楽しんでいただければいいと思っている。幸い、縁側には座る場所があった。座ってゆっくり鑑賞していただいた。
盲人用に模型が置かれている。ヘザーさん、感心された。
さあ、池の周りを散歩しましょう。スコットさん、ガーデニングがお好きだとおっしゃった。植物のことにお詳しかった。お庭の写真を見せてもらった。これが個人のお庭?というくらい大きかった。ガーデナーを雇っておられるそうだ。建物の素材についての質問が多かった。こけら葺きの門に感心されていた。
睡蓮が美しかったが、この写真では美しさがわからない。
アビーさんがグルテンフリーだということを知った。慌てて、いつものLine グループにヘルプを求めた。即座にいくつかレストランを挙げてもらった。昨日、ご家族で回転寿司に行かれたので、お寿司以外のところにお連れしたかったが、良さそうなお店は、定休日だった。結局、ドライバーさん推薦の『ハマ寿司』という回転寿司のお店に入った。アビーさんはお醤油に含まれている小麦くらいな大丈夫だった。タッチパネルを英語にしたら、やはり若者がリードしてくれた。ご家族で楽しそうに、ビール、枝豆、うどん、お寿司などを注文された。10時に朝食を食べたのであまりお腹が空いてないそうだった。回転寿司なら食べる量を調節できるからいい。私はこの鉄火巻きを注文した。
カリフォルニアに敬意を表して、アボカド・サーモン。
食事が終わったら1時半頃だった。5時に祇園で抹茶体験をすることになっている。随分、時間が余ってしまった。ゲストさんと相談してショッピングに充てることにした。ヘザーさん、焼き物を見たいとおっしゃっていた。娘さんたちは、文房具の店に行きたがっておられた。とりあえず、清水寺に行く途中の茶碗坂を車で上がった。いくつか焼き物のお店にご案内した。これは朝日坂にある朝日堂の支店。しばらく来ないうちに、夏用の食器に変わっていた。
結局、陶器は買われなかったが、3人の女性は清水坂、産寧坂でショッピングを楽しまれた。女性陣がお店に入っている間、スコットさんはお店の外で嫌な顔ひとつせずに待っておられた。その間、少しお話ができた。今は引退されたが、お仕事で世界中を回られたそうだ。なんのお仕事をされていたのか聞きそびれたが、それほどお年でもないのに引退して、悠々自適の生活を楽しんでおられるようだ。お料理が好きなので、東京で包丁を買われる予定。ミネソタに別荘を持っておられる。
日本茶の専門店、GOKAGO。
娘さんたち、抹茶ラテをテイクアウトされた。ヘザーさん、娘さんたちに「夕方にも抹茶をいただくこと、わかっているの?」と聞いておられた。金閣寺でも抹茶をいただいた。抹茶好きの姉妹だった。アビーさんは茶筅を持っておられるそうだ。お客の目の前でお茶を点てて、ラテを作ってくれた。
お寿司のキャンディ、かわいい! お買い上げ。
産寧坂
ねねの道まで歩き、車で祇園に行った。予定より10分ほど早く着きそうだったので、巽橋に寄ってもらった。芸術の神が祀られている辰巳大明神の前で家族写真。
4時50分に祇園のお茶屋「とき」に到着。みなさん白いソックスを用意されていた。ごく最近、建てられたお茶屋さんのようで、木の香りが心地よかった。
2回のお座敷に上がると舞妓さんと地方(じかた)さんがおられた。なんとお二人とも英語を話される。私は時々、補足しただけ。ゲストさん、お抹茶をいただきながら、様々な質問をされた。16歳の舞妓、豆季依(まめきよ)さんが一生懸命にお客さんの質問に答える姿は好感が持てた。地方さんの三味線に合わせて、2曲、日本舞踊を披露してくれた。最後に記念写真。ゲストさん、大満足のご様子だった。舞妓さんがお茶を点ててくれる人気の体験場所があるが、そこの予約が取れなかったので、お茶屋で抹茶、ということになった。この方が、よりauthenticな(本物の)体験ができたと思う。
2回のお座敷に上がると舞妓さんと地方(じかた)さんがおられた。なんとお二人とも英語を話される。私は時々、補足しただけ。ゲストさん、お抹茶をいただきながら、様々な質問をされた。16歳の舞妓、豆季依(まめきよ)さんが一生懸命にお客さんの質問に答える姿は好感が持てた。地方さんの三味線に合わせて、2曲、日本舞踊を披露してくれた。最後に記念写真。ゲストさん、大満足のご様子だった。舞妓さんがお茶を点ててくれる人気の体験場所があるが、そこの予約が取れなかったので、お茶屋で抹茶、ということになった。この方が、よりauthenticな(本物の)体験ができたと思う。
ホテルまでお送りして、ツアーは終了。今日も素敵なゲストと親切なドライバーに出会えた。
ガイド仲間でよく話題になる三条の老舗のお蕎麦屋『田毎』で夕食をとった。創業明治元年と書かれていた。
お蕎麦、美味しかった。