あるガイド団体の3月に行われた新人研修で、名刺交換をしたご縁で、阪急交通社から仕事をいただいた。4日間の研修の後、最後の立食パーティーで、名刺交換の時間があった。旅行社のブースが10くらい並んでいて、名刺交換の時間が始まると各ブースに長蛇の列ができた。私は、「歳をとった新米ガイド」だし、英語が上手くないので、仕事なんか来るわけないわ、と思って、仲良くなった同年齢の方たちと、楽しくお酒を飲んで酔っ払ってしまった。名刺交換の終了時間が迫った時、せっかく名刺を作って参加したのだから、1社くらいは名刺を置きに行こうと思った。それが阪急交通社だった。それまで、阪急で何回か国内・海外旅行をしたので、馴染みがあった。その後、ガイドが足りなくなる4月の初めにお仕事をいただき、ガイドデビューすることができた。阪急にお仕事をいただかなかったら、ペーパーガイドで終わっていたと思う。
DMMオンライン英会話レッスンを受けた。講師はフィリピン人の若い女性。”prosopagnosia”についてのトピックを選んだ。この変な英語はギリシャ語が起源の語で、人の顔を覚えられない病気のことをいう。最初は発音できなかったが、何回もトピックに出てきたので、発音できるようになってきた。トピックの右側にチャット欄がある。講師は私の言った英語を瞬時に修正しながら、チャット欄に載せてくれる。普通に会話をしながら、いつの間にタイプしていたのだろう。有能な講師だった。
午後からは、あるガイド団体のオンラインセミナーを視聴した。当日、用事があったので録画配信をしていただいた。
今日のタイトルは「京都FIT講座」FITとはForeign Independent Tour の頭文字をとったもの。海外個人旅行のこと。個人の旅行者を京都の主な観光地に案内するときの秘訣を教えていただいた。
私が、これまでに案内をした場所ばかりだったが、へえ〜と思うことも多々あった。金閣寺の金箔を管理している職人さんは、毎朝3時に起きて、全ての金箔を点検し、筆を使って修復されるそうだ。まだまだ勉強不足だ。