『ことし』 肉料理を得意としているようだ。
5月になったので、鴨川の納涼床が始まった。私たちは開店直後のお客だったので、床の一番前の席に案内してもらった。この景色を見ながら食事とおしゃべり。
メニュー。2人とも『ポーク角煮皿盛り』を注文した。
おばんざい、サラダと生ビール。
メインはポークの角煮。ナイフはなし。お箸でスプリットできる柔らかさだった。とても美味しかった。あたりを見渡したら、床は満席になり、屋内に座っている人もいた。外国人が半分くらいだった。いい下見になった。
ああ、美味しかった。先斗町を歩き、三条に向かった。先斗町の提灯はことり。
友人とは三条でお別れし、私は醍醐寺に向かった。仕事が入っている。仕事で行くのは初めてなので、下見に行った。
地下鉄東西線で醍醐駅に到着。
醍醐寺の総門。醍醐寺は秀吉が開いた『醍醐の花見』で有名。
三宝院の庭園。下見で来たと言ってガイド証を見せたら、無料で入れてくれた。この庭園は『醍醐の花見』を契機に整備された。
左が亀島。右の少し暗くなっているところが鶴島。
土橋。これは珍しい。木の橋に土を被せて杉苔を張ったそうだ。
酒づくしの庭。杉苔を使って、瓢箪、盃、徳利が表されている。説明する人のお話では、お庭の手入れをする人が変わって、杉苔が以前ほどきれいではなくなってきたそうだ。檀家制度の維持が難しくなってきて、このお寺の僧侶は今では十人をきるということも教えていただいた。醍醐寺は創建874年の由緒ある寺院で、世界遺産にも登録されているが訪問者は少なかった。
表書院(国宝)の襖絵
広々とした桜馬場を通り抜け、仁王門へ。
五重塔。951年に完成。京都府下最古の木造建築。
金堂。薬師如来像の両横には日光、月光菩薩立像が置かれていた。もう少し奥にいくと池があったはず。
あった!鏡のような水面だった。
醍醐寺は西国33ヶ所に入っているので、御朱印をもらいに地元の友人と訪れた。2018年の2月のことだった。池には氷が張っていた。面白半分に小石を投げて遊んだ。罰当たりめ💢
池の反対側にいくと、亀が甲羅干しをしていた。
さらに奥にいくと、滝があった。山からきたこの滝の水が池の水となっているそうだ。三宝院の池もこの水が使われている。
霊宝館にも入った。平安時代に作られた仏像が素晴らしかった。不動明王以外の明王さんを多く、見ることができた。
京都駅に戻って、買い物のために伊勢丹デパートに入った。たまたまリトさんの作品が展示されていた。本物を鑑賞できた。
良い1日を過ごすことができた。