本のブタ

日々反省し、日々前進する

凍花

2011-02-17 21:31:28 | 読書


    
斉木香津 著

   美しい三姉妹、長女が次女を殺害、誰にも理由が解らない。
  
   三女が長女の自分の知らない性格を知ったときの悲しみ。

   本当に心のなかって解らない。


   
読書って本当に楽しい

地のはてから  

2011-02-10 08:38:55 | 読書
  
とっても素晴らしい本だった。乃南アサさんの凍える牙を読んでからファンになりました
 
 
    


     
北海道・知床。その名は、「地の果て」という意味のアイヌ語「シリエトク」からきている。

 乃南アサさんの『地のはてから』上下巻は、知床に大正初期、開拓民の子供として入った女性の激動の半生だった。極寒の地での電気も水道もない暮らし、12歳で奉公に出されいろんな人びとに気を使いながらただ生きているだけの日々。主人公とわのなんで生きているんだ、唯唯生きるためだけに苦労する、とわの姿は今の時代を生きている自分にとっては改めて衝撃を受けた。

 私の父が大正4年生まれだ。とわの苦労が父と同じ時代を生きた人が実際にあってきた事を思うと余計に私の心を揺さぶった。


  環境はその時より天と地ぐらいの差があるけれども、とわのようにこれが自分の生きる道と決め、苦労なんかに

  負けないで生きている人も沢山おられるだろう。きょうを悔いなく生きることが明日を迎えられる必勝方だと思う

悪人

2011-02-06 17:10:29 | 読書


     本当に誰が悪人なんだろう。直接手を下してしまった人間よりももっと裁かれるべき人間がいるだろうとも、

     しかし人生とは本当に複雑なものだ。口に出したことが、その人の本心かどうかも解らない。

     でも自分の思いは口にしなければ絶対に伝わらない。

   
     面白い本だった。ありがとう
     

決壊

2011-02-01 19:10:37 | 読書


 決壊 上下を一気に読んだ。凄いけど恐い小説だった
 


 
私も何気なくブログを書いているけど、なにかのきっかけで 他人のこころに何かを投げかけることがあるのかしら?

 いいや、そんな難しいことを考えたりしないことだわ

消えたヴァイオリン

2011-01-26 19:37:00 | 読書


クリスマスイブの日、父さんは、冷たくなって帰ってきた。
いつも持っていたヴァイオリンがない。
どうして、こんなことに…。
主人公の少女テレジアは、勇気を持って父の死の謎に立ち向かうことを決意する。
18世紀の音楽の都ウィーンを舞台にしたスピード感あふれる冒険ミステリー。


著者紹介
ダンラップ,スザンヌ[ダンラップ,スザンヌ][Dunlap,Susanne]


西本かおる[ニシモトカオル]


 面白かった。18世紀の音楽家の名前が沢山出てきた。