先日 懐かしい友から電話が有り
空白を埋める様に長話をしました
ジム時代 親しくなってランチに
出掛けたり 仕事の悩みを聞いた
りと 姪の様な存在であり お母
様を早くに亡くされた事もあって
時には母の立場になっていました
二人共 熱心に体を鍛えていた頃
ある日 彼女からジムで会う男性
で気になる人がいると打ち明けら
れました その男性は感じが良く
垢抜けた雰囲気で 私も好青年だ
と挨拶する度に感心していました
何とか若い人達での食事会を設定
して 私は報告を待つ事にしまし
たが 翌日思い掛けない話を聞く
事に 彼はバツ1で奥様がお子様
を1人引き取っていて 現時点で
まだ再婚は考えられないそうです
彼女に独身の友人を紹介したいと
話はかなり違う展開になりました
その後 二人共転勤になり 何も
発展しないまま 一年経ってから
彼女に素敵な出逢いが有り 今は
仕事家事子育てに頑張っています
電話で また会いたいねと約束し
例の彼の話は全く出ませんでした
数ヶ月前に彼の異動した仕事先で
偶然会った時に 本当に素敵な人
で 秘かに惜しかったなぁと思っ
た事は 絶対彼女には話せません
幸せ一杯の彼女は忘れてるかもね
月下氷人に成り損なって 残念で
仕方なかった 小さな思い出です
中学生の時 国語の授業で習った
「月下氷人」が仲人の事で その
語源の中の赤い紐の話が深く心に
残り 時折口にしたくなるのです
が かなりややこしい故事成語で
皆様の方がより詳しいと思います
*庭木の小さな花を活けました*
「親切な心であればさつき散る」
(波多野爽波)
*庭のサツキが綺麗です*