夫の転勤先で小型ショッピング
モール内にある化粧品店を利用
しており 2人の30代位の女性
が 交替で店番をしていました
ある日化粧品を求め店に入ると
店番女性は電話中で 会釈する
ので 待つ間店内を見ていると
話が私用で遊びの場所を相談中
と気付き 私は奥の食品売り場
へ行き買い物し帰宅しました
帰宅後女性から電話が入り電話中
で申し訳なかったとの内容でした
私は大丈夫ですよと言いましたが
二度と店には行きませんでした
同メーカーの物は近所で購入可能
で 新たな店の顧客になりました
経営者なら仕事中に遊びの電話を
絶対しないでしょうし かつて
住んでいた地では 大層丁寧に
接遇して頂いていたので 同一
企業の教育の差異に驚愕でした
私が難しい顧客と認識していたら
直ぐに電話を切った事でしょうし
いつも笑顔でクレームとは無縁の
様な私を甘く見ていたのでしょう
それから数年してある企業が主宰
した企業理念を学ぶ講演会に参加
しました その時クレームの話に
なり 物言う顧客は企業に期待を
するからこそ文句や注文を言う
物言う顧客を掴み大切にすれば
最高の顧客になる 何も文句を
言わない顧客は そのまま他社を
選ぶと考えて クレームを如何に
解決するかが勝負との内容でした
勿論犯罪紛いクレーマーは別です
数年前の自分の事を思い出しました
文句一つ言わず 二度と来店しなく
なった物言わぬ客に怖さを感じたか
は分かりませんが 仕事中に遊びの
電話をするのは止めたでしょう
現在は「サイレント カスタマー」への対策の
必要性がより重視されていると新聞
で読みました 昨今の悪戯動画等
見るにつけ 商売をする事の大変さ
を思い 自分は企業にとって優良な
顧客でいたいとつくづく思います
*庭の隅のオオキバナカタガミを花瓶に*
「商売とは感動を与える事である」
(松下幸之助)