十字路で出会い同じ方向に歩いていると、向こうから「秋らしくなりましたね」と話し掛けてくれたので、初対面なのに花や鳥の話をしながら楽しく歩きました。
ふと女性の胸元を見ると、家の鍵(ディスクシリンダー)を10本以上紐に通して首にぶら下げています。重さのせいか少し前屈みの姿勢。
お家を沢山お持ちのか、アパートのオーナーさんなのか、はたまた飾りなのか尋ねたくてたまりませんが、家に着いてしまいました。
その方に初めて会った気がしなかったのは、子供が好きだった「よもぎだんご」のおばあちゃんに似ていた事に気付き、絵本を出してみました。この絵本も子供から孫と読み継がれ、未だに子供家族から保管希望の一冊です。昨日の猫ちゃんと違い、鍵のご婦人の写真は撮れないので、絵本と蓬餅を撮しました。蓬団子は手に入りませんでした。
今度、再び会えたら鍵の訳を聞いてみたいものです。早朝散歩の楽しみが増えました。