先日 友人の家の近くを二人で
歩いていたら 立派なお宅の前
門の中から 大きなMix犬が吠える
最近珍しい外犬さん 小屋も有る
友人によると屋内へも入るらしい
番犬としての役目を一心に果たす
べく 強盗か親の仇に会った如く
威嚇する様な吠え方をする
私は自慢では無いが 犬さん猫さん
には好かれ懐かれるのが誇り
この自信が根底から揺らがされ
思わず 仁王立ちして言いました
「貴方ね 吠えるにしても相手の
人品骨柄を見て吠えなさいね」
一瞬ワンコは吠えるのを止めて
私をじっと見て また吠え始める
駄目だこりゃあと思い 先を歩く
友人に追い付くと 友人が大笑い
「犬に向かって人品骨柄を見ろ
なんて言う人を初めて見たわぁ
しかも しっかり品定めされて
前より余計に吠えられてるよ!」
確かに しっかり私を見た後に
益々唸り吠え始めたという事は
私の人相風体に問題が有るのか
子供の時から動物好きで 直ぐに
仲良くなれる事が自慢だったのに
ショックで打ちのめされていたが
友人には私の「人品骨柄」が犬に
分かった事が面白過ぎた様です
*庭で摘んだ水仙を撮りました*
「歴史は友人の忠実さより
犬の忠実さの例で
いっぱいである」
(アレキサンダー・ホープ)
イギリスの詩人