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優しい日々

明るい未来へ

庭に一本だけある松の木の、青松ぼっくりが色付いているのに気が付きました。松ぼっくりを見て、先日会った可愛い小学生の事を思い出しました。

子供の世界の経済的格差が問題になり、様々な援助の手が差しのべられているニュースを見る事も多い毎日です。それほど酷い格差ではないのですが、やはり子供の世界の格差に傷ついている男子小学四年生の話です。

彼はまだ飛行機に乗った事がなく、お祖母ちゃんも近くに住んでいて帰省する事も無く、旅行らしい旅行をした事が無いそうです。
でもA君(私もよく知ってる少年です)はアメリカに二回、中国にもハワイにも行った事があり、不公平だと思い、腹が立つ時があるそうです。私にも十分理解出来る理由です。

「これからいくらでも飛行機に乗るチャンスは来るし、そんな子ほど大人になったら沢山飛行機に乗られるみたいだよ」と余りに無責任な事を言った後「お仕事で嫌に成る程飛行機に乗っている大人も沢山知ってるから、それを楽しみに頑張ろうね」と言うと、素直で可愛い彼は「ほんと?やったー!」と言って、満面の笑みで帰って行きました。

なんと答えるのが正解か今でも分かりません。豊かなA君の家庭を否定する事は出来ず、少年の家庭にも触れないとなると、こんな無責任な事しか言えなかったので、一度本職の先生に聞いてみようと思います。

毎日頑張っている子供達に、明るい未来が開けますように、祈るばかりです。

コメント一覧

naotomo3451
@macaronteaparty まかろん様
優しい励まし有り難うございました。本当に一瞬の判断だったので、ブログに書いてみてご意見頂けたらと思いました。まかろんさんのコメントで救われました。あれで良かったのかと、少し安心しました。
また、先生に教えて頂けたら報告しますね。
macaronteaparty
なおともさん、私は先生ではないので、これが正解か分かりませんが、
私の見る限りでは、最適な答え方ではないかと思いました。

>豊かなA君の家庭を否定する事は出来ず、少年の家庭にも触れないとなると、

まったくその通りです。
その中で、少年の希望をなおともさんは守ったんです。

もちろん、これが正解か、専門家でない私には言えませんが・・・

なおともさんはなんて、優しく賢い人だろう、と
私は自分を比べて、自分の人生経験の浅さが恥ずかしい気持ちがしました。
こんな答えをとっさに自分は言えるだろうか、と。


本職の方の答えを聞いたら、教えていただけますか。
どういう答えが良かったのか、私も知りたいです。

頑張っている子供たちが明るい未来を得られる社会になってほしいですね。
(まかろん)
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