幸せの出前

小さい幸せ こっそり出前中

酒セミナー in NYC

2019-06-13 | NY
先日 JETRO主催の日本酒に関するセミナーがあり

「This event is for food and beverage professionals only」というところ

「唎酒師/日本酒学講師」って事で

しれ〜っと プロぶって参加してきました




セミナータイトルは

Discover the Wonders of Pairing Sake with Seafood

「日本酒ってこんなにシーフードに合いますよ」って言う内容

用語解説から日本酒の造り

なぜ日本酒がシーフードに合うのか

もっと言うと 「なぜ食中酒に良いか」に繋がる

そんなお話

そして実際に 試食と試飲

講師は 有名人気SAKE Educator

Timothy Sullivan 氏でした





試飲に供された日本酒は4種

福小町 大吟醸 / 秋田

八海山 純米吟醸 / 新潟

七田 純米 / 佐賀

浦霞 辛口本醸造 / 宮城


用意されたシーフードは

クラブミートとシュリンプ

シュリンプの方は スパイシーな香味



どの銘柄もシーフードと良く合い

互いの旨みがよく調和していました

いや…? 旨みの調和って何だ?


とにかく 一口食べる → 一口飲む

この繰り返しなのですが

一生続けていられるのでは?と思うくらい

もう一口食べたくなって

また一口飲みたくなるわけですよ

コレはお酒とおつまみ それぞれの旨みの相乗効果によるもので

ここでは 旨み = アミノ酸

日本酒とシーフードのアミノ酸が

新たな 「旨み」 を作り出しているということ

加えて 日本酒は

口内に残るシーフードの香味を

さっぱりと流してくれる効果も高いのです



肝などのクセの強いおつまみに

特に日本酒が合うわけですよね


ここでは 浦霞 辛口本醸造の

クリーンでドライな香味が

スパイシーなシュリンプと

大変良く合っていました!


質疑応答では 技術的な質問が多い中

Timothy さんの的確で解りやすい解説に

唸りながら納得し 大変勉強になりました





このセミナーとはカンケーないけど

食中酒として印象深いのが「麒麟山 吟醸辛口」

良く冷えた「吟辛」と

刺身&肝醤油との相性の良さは

「ペアリング」なんて生やさしい言葉では到底言い表せない程で

…って事はここにも書き表せないって事なんですが

とにかく凄い!ので

是非一度試して欲しいです!












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