「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」益田ミリ 幻冬舎
あ痛タタタッ
絵のシンプルさや余白に流れてるのほほ~んとした印象のままページをめくると 痛い目に合わされます
アラフォー女性の坦々とした日常が淡々と描かれています
「すーちゃん」と「さと子さん」シングルで彼氏はいません
すーちゃんは35才で一人暮らし カフェの店長 若いスタッフと働くのも気苦労が絶えません
ある日 急に老後の事が気になります
気になりだしたら落ち着かず 本屋へ行き「遺言の書き方」なんて本を購入します
しかし 気になるのは老後で 死後ではないのです
実家のお母さんからの電話も「ちゃんと貯金してる?」
前は「いい人いないの?」だったのに…
さと子さんは職場では既婚者の先輩の次に年長
13年間彼氏がいません
実家でお母さんと共に おばあちゃんの介護をしながら三人暮らしです
職場の先輩の紹介でお見合いし 40才の彼とお付き合いが始まります
年齢が年齢なだけに時間の無駄遣いはせずに結婚に向かいます
デートで「親に紹介したい」と言われた日 けれど さと子さんは別れを決意します
さと子さんにその決意をさせた彼の一言…あ゛~~
でも さっさと別れを決めちゃうさと子さんも…あ゛~~~
淡々と描かれる坦々と続く毎日
大事件は起こらないけれど どのページでもドキリとさせられます
私はつい「ププッ」「ニヤリ」 笑ってしまいますが
でも 感想は読み手の状況 年齢 性別によって様々でしょうね
実は笑えないお話ばかりです
気を緩めていると 痛い目に合いますよ
こちらは第一弾↓
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