僕は幼き頃より、見栄や張ったりをかまし、それが今なお続いている。
中学生の時は、大人に見えるように、服装や髪型など、それっぽくした。
大人に見られる事で都合が良い事が多くあった。
世の中も今の様にうるさくは無く、そういう若者を受け止めてくれていた。
最初の頃の見栄とか張ったりは、とにかく大人に見られる事、もしくは大人として扱われたい、という事だった。
それが社会勉強にもなった。
高校2年の時に初めて海外に行った。
それも、2週間も。
その内の1週間はエジンバラ大学の寮で過ごした。
同じ高校生とも話す機会が設けられたし、寮で過ごしたので、大学生とも接した。
その時にいくら見栄をはっても、英国人から見たら、子供に見られるという事がわかった。
エジンバラ大学の学生がものすごく大人に感じた。
多分そこで価値観が変わって、見た目の大人を目指すのでは無く、大人の社会に入り込む努力をする様に変わった。
同世代に対して、自分は大人だぜ、という事の見栄やはったりをかましていた。
大学生になると、誰もが大人の世界に入り始める。
そうなると、次はお金を持っている人達に近付きたいと思う様になり、ブランド品を身につける様になった。
これは今でも僕ら世代には残っている。
いい歳になった今、今更お金持ちの人達に近付きたいとは思わない。
では何の為に見栄を張り続けているのか?
それは恐らく、現役であるというアピールだったり、センスが良いと思われたいアピールだったりする。
この次はきっと孫にかっこいいおじいちゃんって思われたいという事になるのかなぁ?
いったいいつまで続く事やら。
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