情報弱者っていう言葉は、非常に聞こえが悪いし、不愉快になると思う。
しかし他の言葉が見つからない為、ここでは情報弱者と言わせて頂きますので、ご了承下さい。
今の日本人の多くがこの情報弱者に当たると思う。
これもいくつかの段階があるが、人口が少なく、お年寄りばかりなど、物理的条件が揃っているところは、行政の方で改善を図って頂きたい。
しかし問題は、この物理的条件が揃っていない方の情報弱者である。
そもそもここに該当する多くの方が自分は情報弱者では無いと思っている。
新聞読みますか?
→ネットがあるから不要と答える人が多い。
新聞及びネットの定期購読をされている方は、4割ほど。
つまり情報に対して、お金を払う人が減っている。
ネットでニュースを見たとしても、過去の閲覧履歴から、偏ったニュースしか見ていないはず。
そもそもネットのニュースってどうやって情報の信用の担保を取るんですか?
テレビを見ながら、タレントが話した事を切り抜いて、少し大袈裟に表現すれば、ニュースになってしまう。
つまり、テレビを見るだけでニュースが出来てしまう世の中です。
テレビのニュースは見ています!
ニュースと言いつつワイドショー的な物を指している方も多い。
これはニュースではないです。
例えば、新型コロナウィルスが広がり始めたころ、九州でトイレットペーパーが無くなった。
無くなったのは事実かも知れないが、大きく取り上げる様なニュースでは無い。
ワイドショー等で煽るからそれを見た人がまとめ買いに走り、物流が追いつかなくなり品薄となった。
トイレットペーパーを買う人にインタビューをする。
これも番組の意図に合うコメントした人だけを流す。
「どうして、トイレットペーパーを買われたんですか?」
テレビで無いって言っていたからというコメントのものは流されない。
これはうがい薬も同様。
テレビ局はスポンサー収入が下り、YouTube等のメディアの影響で視聴率が下り続けているから、とにかく視聴率が欲しい。
だから視聴率が上がるニュースばかり流す様になった。
そうやってテレビ局は過去に起きた問題を治そうともしないし、テレビを始めとするマスメディアは、牽制し合う事もしなくなった。
賭け麻雀の事だって、各新聞紙の記者が揃っていたから牽制しようがない?
つまりどの様なニュースを見たとしても、そもそも偏ったニュースとなってしまっている。
そういう意味ではNHKやスポンサーの付かないAbemaニュースなどはまだ信用出来るし、信用のおける企業や個人など見つけておく必要がある。
そもそも記者クラブの制度が残っている限り、政府筋の情報も偏り続けている。
記者クラブは政府が用意したニュースを政府が認めた方のみ入る事が出来るクラブであり、そこで得た情報をニュースとして流せる。
つまり政府の意に反する記者を書こうとする人は、記者クラブに入れない。
他国でこんな馬鹿な仕組みがあるところは聞いた事が無い。
そもそも情報弱者が多い日本では、その問題に全く気づかないので、こういう問題が埋もれてしまっている。
最近のコロナ禍関連のニュースを見るとつくづくくだらないと思ってしまう。
そしてそれを鵜呑みにしてしまう人が多いからイライラする。
情報弱者にならない為には英語が読めると変わるんだけど。
残念ながら、僕は英検2級止まりなので、英紙新聞が読めません。
自分が情報弱者だと気付いただけマシかな〜。
※ 写真の本はイメージです。
でも読んでおいた方が良いですよ!
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