前回、厳しい中ではあったものの、イワナが釣れたので、甲斐の国のお気に入りのヤマトイワナの渓でも
何とかなるのではと思い、一人出かけてきた。
いつも釣り券を買う民宿に寄って年券を買うと、おばちゃんがリポDをくれた。
これ飲んで頑張ろうとゲートを目指す。
しかし覚悟をしていたが、やはり満車。少し戻って路肩に停める。
明らかな釣り人の車も数台あったので、先行者は覚悟だ。
それでもとりあえず流れに降り立つ。
しばらく釣り上がるものの、やはり反応は無い。
時々チビがフライをつっつく程度だ。やはり厳しいかな。
午前中は完全ボウズで、やや気分が落ち込むが、昼飯のあとからは、
ちょっと活性が変わってきた。
反応があるぞ。と思っていたら、ようやくヒット!
サイズもまずまず、上等だ。でもヤマトでないのがちょっと残念。
それでもこの後は先行者の気配が残っているものの、
ポツポツと反応が出始めた。
堰堤で次に出たのはなんとアマゴだった。
ここでのアマゴはサイズは別にしてうれしい。
昨年禁漁間際にアマゴの稚魚が結構いたので、今年はもっと出るかと思っていたが、
ちびはそれほどでもなく、こんなのが出てくれた。
まあうれしいので許そう。
そして堰堤の一番端っこ。ちょっと気になったので、遠投してみたら、
しゅぽっと出ました。なんと9寸ヤマト!
テールが大きめのヤマトイワナでした。
尺には届かなかったものの、28cmと十分なサイズでした。
この後もポツポツと釣れて、終わってみれば午後の3時間で7尾と十分な結果になりました。
いつもならまだこの時期は早すぎて、ドライでは勝負にならないのですが、
今年は雪も少なく、激戦区の中では上等の結果でした。
一雨きたら、もっと楽しめるだろうと思います。
雪渓はあちこちに残っていますが、気温は高くハッチも結構ありましたよ。
さてイワナのあとは、地元の小渓でまたまたアマゴ狙い。
今年は渇水が長く、どこも苦戦している。
朝方は野暮用だったので、昼頃からちょっと覗いてきました。
友人の情報で上流がよさそうだったので、とりあえず上を目指す。
しかし、着いてみると工事中だ。泥濁りで、ここから数百メートルは釣りにならない。
ということで、中流まで戻り、様子を見る。
竿を出してみると、思いがけず反応がいい。
小振りではあるが、やっぱりアマゴは綺麗だし可愛い。
活性があがったので、ドライで通すことにした。
結構いいサイズも混じる。
イワナ、アマゴと楽しめた今週でした。
さて桜も満開になる来週はどんな釣りができるかな?