車イスで富士山‼️

76歳要介護5、車イスの父の冒険。
現在、施設入居中。

新年の買物

2022-01-02 09:07:00 | 介護の日常
元旦に、初詣に行った帰り
バスが来るまで30分あったので
近くにあったヨーカドーに入った。

そこに、介護専門コーナーがあり
たまに利用している。
品数が豊富で直ぐに在庫があり
しかも安価で便利な物が揃っている。

そうだ、新年だから尿器も新しくしよう。
思い立って1353円の尿器を買う。(安い)
すべり止めの付いた靴下は
なかなか探すのが大変なのだが
珍しく数種類置いてあった。
裏起毛2足組で1309円の物を買う。

あ、新年最初の買い物がこれになってしまった。
後から気付いたけど、もうあとのまつり。
バックに尿器を入れてバスに乗る。

2日は父と近くの氏神様にお詣りに行くけど
その前に自分のしたい買い物に行こう。
1人で買い物する怪しい人になってもいいや。
ささっと行って来よう。

それから、ヨーカドーで見つけたこれ

丁度いい手すりを車で買いに行かなくては。
レンタルでなかった安定した形なのに
なんと値段は6600円!

これで父はベッドの開閉バーと平行にして
立ち上がりのリハビリが出来る。
もう使えなくなった歩行器を返却したあと
お試しで借りていた手すりは返そう。
良いものが見つかった。

他にもいくつか重い物を買いたいから
早く行きたいのだが
朝から父が尿を漏らしたとのこと。
暫く洗濯で動けない。

せめて、父も私も
今夜は良い初夢が見られますように。

寝正月

2022-01-01 10:28:00 | 介護の日常
明けましておめでとうございます。

もう箱根駅伝もとっくにスタートしたのに
まだ父は寝ております。
11歳柴犬の九の方が、早起き。

これがホントの寝正月。

昨日、年越しで遅くまで起きてたからだそう。
お陰で私は多くの人に新年のご挨拶と
このブログの宣伝をすることが出来ました。

世の中の大体の方が目を背ける介護の話。
それを飾ることなく、正直に赤裸々に
たまにはホロっと津々浦々に
記していきたいと思ってます。

どうぞよろしくお願いいたします。

今年は邪道なミニオンのお節。
孫の影響かディズニープラスを毎日観て
割合新しいものが好きな父なので
喜んでもらえるかと思いこれにしてみました。

2人だけのお正月なので
このくらいでちょうどいいですね。

皆様に今年も沢山の福がありますよう
心から願わせていただきます。

読んでくださってありがとうございました。

年越し

2021-12-31 23:50:00 | 介護の日常
リビングで紅白を観ながら
🍺で新生姜鍋をつつく。

少しは年越しの雰囲気を味わってもらえた。
でも、介護椅子に座るのも2時間が限界だ。

紅白も面白いところまでは観られず
ささっと近所の蕎麦屋で買って来た
2人前1600円の生蕎麦を湯がき出したら
1人前ぺろっと完食してくれた。
さすが高級蕎麦、良かった。

明日はお屠蘇とお節を出そう。
ささやかな父と私の年末年始。

デイサービスを探して連絡したら
早速、3ヶ日に見学に行くことになった。
またそれもレポートする。

あと少しで新たな年だが
もっと父に楽しんでもらえるように
力を尽くしていこう。

今年もありがとうございました。




デイサービス

2021-12-30 23:04:00 | 介護の日常
本日、今年最期のデイサービスに行った父。

またもや摘便をしてもらえず
医師の指示書があっても
デイサービスの方針で出来ないと
看護師に言われたらしい。
前と言うことが違う、と
ガッカリして帰って来た。

こちらは、主治医に指示書を掛け合い
消化器科で下剤の量を変更してもらい
やるだけのことは直ぐにしたのに
このデイサービスの対応は…
やはり、所詮ピンキリ。

直ぐにケアマネに相談したけど
そう言うなら仕方ないとのこと。
自力で看護師が摘便をしてくれる施設を
探すしかないらしい。

これで困ってる介護者多いだろうなぁ。
今後もこの問題は書いていくつもりだ。

とりあえずは
また訪問看護師に緊急対応してもらい
年明けに自ら探し始める。

父がいない間に
私は7月から5ヶ月振りに美容院へ行った。
パーマするときの耳栓の綿。
これが介護にもいかせないものか。

入浴介護のときに
ちゃんと耳をおさえて
頭からシャワーをかける人が少なすぎる。
やり方にコツがあるのだ。
久々に父の耳の中を見て驚いた。
これはかなり水が入ってしまっている。
あの、美容院の綿。
特別な技術がなくても
入浴時にあれを使えば水は入らない。

まあ、採用してくれる施設は皆無だろうけど
せめて父が入浴するときに持たせようと思う。
そのくらいの自由はあるはずだ。

それにしても、ほんとに
利用者のことを考えてくれている施設が
驚くほど少ないのは何故だろう。
声を上げていかなくては。

2日連続通院

2021-12-28 17:29:00 | 介護の日常
年の瀬に総合病院に父を連れていった。

予約していた内分泌科と泌尿器科。
血液検査と尿検査をして薬を処方してもらう。
しかし、排泄のコントロールは消化器科
指示書や証明書関係は主治医である整形外科医
(4回脊柱管狭窄症の手術をした)だから
またその科を受診して下さいと言われた。

父を車イスで連れて行くのが
どれだけ大変かわかってるのだろうか。
頭に来たので次の日も
予約無しで受診してやった。
予約優先だから、かなり待つのは覚悟の上。
結局、受診まで約2時間待たされた。

主治医の整形外科医が
何で予約外で早く受診したのか
訝しげな様子で尋ねてきたので
*ショートステイで摘便をしてもらうのに指示書が必要
*障害者認定の申請をしたい
*近くの提携個人病院に紹介状を書いて欲しい
などを頼んだのだが
急激に手と会話の機能が低下した父に
脳外科の検査を打診してきたあげく
上記の事項を依頼する私に
「そんなに次々と言わないで下さい」と。
いや、あなたが聞いてきたんでしょーに。
今、言わないでいつ言うんだろう。
また3ヶ月後の受診日ですか。
それで本当に主治医と言えるんだろうか。

とにかく、脳外科のMRとレントゲンを
急遽することになり
その時点でもう4時間オーバー。
それから消化器科に受診し
やっと排泄の下剤などを処方してもらった。
脳と首の検査結果は異常無しで
その点は検査して良かったのだけど
主治医に依頼した3つのことは
結局1つもしてもらえずに帰宅。

一体、何のために行ったのか…
訪問看護師の来る時間になっちゃったから
摘便してもらわないと大変なことになるから
仕方なく帰って来たけども。
この不条理を書き留めなければと
早速、文章化した次第だ。

在宅で介護をしていくには
質のいい在宅医が必要不可欠である。
残念なことに我が街にはそのような医療はなく
わかってて先延ばしにしていた問題に
一刻も早くとりかからなければと
改めてまた身につまされた。

2日にわたり、計5科受診。
もうくたくたである。
それなのに、3科の処方を合わせたものを
薬局に取りに行かねばならない。
(それもやたらに時間がかかる)

こんなに受診しても
いざという時、決して誰も助けてはくれない。
総合病院とはそういうところだ。
早く親身になってくれる先生を探さなければ。

疲れと怒りで疲弊したので
いつも病院帰りに行くファミレスの代わりに
初めて鳥貴族に連れて行った。
ファミレスでも上手く口に手を運べない父が
焼鳥なら自分で食べられると思ったからだ。
確か近くの鳥貴族は1階だったはず。

試しに車イスで入れるか聞いてみたら
大丈夫とのこと。
入口に1段だけある段差も
従業員の男の子が車イスを持ち上げてくれた。
父も機嫌良く、焼鳥を楽しむことができた。

もちろん、アルコールは無しで
そんなに沢山は食べることもなかったが
久しぶりの居酒屋気分を満喫でき
若い従業員の子たちが大変感じが良く
またお正月に来ようねと
嫌な気持ちを切り替えることができた。

ありがとう、鳥貴族。
これでなんとか新しい年を迎えられそうだ。