やっと書く気になれました。
ここに辿り着くまで、長かった。
なんでまた、めちゃくちゃ忙しい今
こんな話になるかというと
少し前にお誘いを受けて試写会に行ったのです。
その映画の題名は「invincible-ete~不屈の夏」
フランスのALS患者さんのドキュメンタリー。
実際にオリヴィエさんが来日され
舞台挨拶もされました。
なんの気なしに観たこの映画
それで一気に目が醒めました。
出てくる人皆、今を生きてるんです。
そして、それを支えてる周りの人たち…
簡単には言えないけど
私にはその人たちも輝いて見えました。
頭がしっかりしたまま
身体が動かなくなるのは不幸、と
ずっと父のことを不憫だと思ってたのが
思考ができることは幸運なこと、と
この映画に教わりました。
そして、人は思考により生きることができる。
身体は動かなくても思考は不滅だし
人間らしく生活する権利がある、って
父ももっともっと毎日を素敵に生きるべきで
そのためにできる限りのことをしたいと
私が今したい、するべきことはそれだと
やっと気付くことができました。
ううん、本当はずっとわかってたのに
答えを出すのに1年以上掛かってしまった…
やっぱり私、後悔したくない。
大好きな父に死んだように過ごして欲しくない。
生きているんだから。
思考があるなら、それを重んじたい。
年内で一旦お休みして
年が明けたら、父のために全てを使おうと思います。
本当に長いこと待たせてしまったけど
1年前の私よりきっと
少しは変わって強くなってるはず。
と、いうことで
凄く場違いな時期に
やることもいっぱいなのに
自分の頭の整理として
決意表明させていただきました。
読んでいただき、ありがとうございます。