根橋俊夫

農業、町おこし、自然保護活動などで、見たこと、感じたこと、考えていることなどについて発信します。

8月1日(木)のつぶやき

2013-08-02 02:26:19 | 日記

子ども貧困問題に取り組む医療機関、学校での活動に感動 goo.gl/ck8Oit


子どもの貧困問題に取り組む小児科医と学校事務職員のレポートが熱い。28日から松本市で開催された、全国学校事務職員制度研究会全国研究大会に参加して、健和会病院の和田医師(小児科)や学校事務職員の詳細なレポートに感銘を受けた。広い心で、貧困者の「居場所」をつくることが重要と感じた。



子ども貧困問題に取り組む医療機関、学校での活動に感動

2013-08-01 10:01:45 | 日記
7月28日から3日間、松本市で、全国学校事務職員制度研究会第37回全国研究大会が開催され、記念講演、分科会、テーマ別学習会など多彩な内容のイベントがありました。
私は、「教職員の権利と学校事務」の分科会と「医療現場から見える子供の貧困~チラット見えるサインを見逃さないで~」に出席しました。
 医療現場から見える子どもの貧困については、飯田市にある、民医連健和会病院の和田浩医師(小児科)が実態報告と問題提起をされましたが、貧困問題の深刻さに驚くとともに、子どもの貧困問題に医師、看護師、ケースワーカーなどがチームを組んで取り組んでいる姿に感銘を受けました。
 また、全国のいくつかの学校でも、学校事務職員が中心となり、教員や行政と連携しながら、子どもの貧困=親の貧困問題に取り組んでいる姿に、救われた思いを強くしました。
 貧困は、一部の人や外国人の問題ではなく、すぐれて普遍的な問題であり、困っている人々に具体的な手助けをするためには、当事者が安心して心を寄せることができる「居場所」づくりが大切であるとのまとめは、これからの貧困問題への取り組みについての一つの「キーワード」だと感じました。
 今回の大会の内容は、地方議員や福祉施設職員、病院職員など貧困問題に取り組む方々にとっても有意義な内容であったと思います。今後の大会運営面において、一層発展的な取り組みを期待したいと思います。

5月31日(金)のつぶやき

2013-06-01 02:27:21 | 日記

31日早朝、町内の大手企業工場門前で民主長野号外を配布しました。表が長野選挙区唐沢ちあきさんの写真が大きく掲載されているチラシです。元気よく「おはようございます。よろしくお願いします」と声をかけて配布し、8割以上の方々が受け取ってくれました。「頑張って!」と激励の声もありました。



5月12日(日)のつぶやき

2013-05-13 02:22:32 | 日記

我田引水と一所懸命

2013-05-11 19:51:37 | 日記
今年は、約1.8haの稲作経営を行うため、田植えの準備を行っている真っ最中。田んぼが全部で15枚になるので、それぞれの田んぼの個性を頭に入れて、代掻きや施肥を設計しなくてはならないので、肉体よりも頭が疲れる。特に、いままで休耕田であったところを新たに水田にする場合、水と土がなじまないことから、代掻きが大変な作業になっている。つまり、いくら水を入れてもなかなか水が上がってこないため代掻きができない。20アールの田んぼに5日間昼夜を分かたず水を入れても、水が土にしみこまないため仕事がはかどらない。そうこうしているうちに、誰かが私の田んぼの水を止めてしまった。自分の田んぼに優先的に引水するためだ。水路管理などはみんなで協力し合ってやっているのだが、いざ自分の田のことになるとそこまで踏み込んでやってしまう人がいるのだ。「我田引水」を目の当たりにしてことわざの真意が理解できたが、そこまでやらせてしまう根本原因が、現行憲法以前の小作農民が、制度的に追い込まれていた、「一所懸命」がそうさせているのかと思うとなぜか怒りの気持ちもしぼんでいく。
 若いころ、高名な民法学者の講義で「一所懸命」の意味について教えていただいたが、つい60数年前までは、一枚の田んぼの米の出来具合が家族のいのちと暮らしを左右していた時代を考えると、その時代を生きてきた高齢者の方々の行動は、まさに命がけであると気迫さえ感じてしまう。
 稲作のための地域共同体としての作業は、今日では、水路の管理、「水揚げ」という導水のための共同作業など限られたものになっているが、構成員の連帯と個人的利害をうまく調整してきた仕組みが「○○区」や「○○耕地」といわれる人々のつながりの本体であると改めて実感している。ひいては、これが日本という国家を形成している人々のつながりのベースだと思うが、TPP
の導入で稲作経営が壊滅したら人々の絆はどうなってしまうのだろうか?