ひまわり

いつの画像だ、って思いませんか？
決してＰＣが故障中の、アップし損ねた画像ではないんですよ。
正真正銘、今現在の我が家のひまわりです。
しかも、今年咲いたのは、これ一輪です。　

　　

種は一袋分蒔いたんですけどね、注意深く見ていたんですが、芽が出てきたのもこれ一つだけだったような気がするんですが、ひょっとすると凄く小さな赤ちゃん状態の芽の時点で、何か虫に食べられてしまったのかもしれません。

昨年は直蒔きではなかったのですが、黒いポットの下からナメクジが出てきて、苗の状態の時に食べられてしまい、結局少ししか花まで成長しなかったんですよね。

その前の年が、成績が良すぎたので（全部咲きました）、私もちょっと甘く見ていたというのはありますね。

　　　

真夏の、本来ひまわりが似合う時期には、まだこんなでした。
背丈５０ｃｍくらい？
固い蕾の頃って、ひまわりでも真上を向いているのですね。

　　

よく見ると、ショウリョウバッタが。
　
　　　　　　

で、いかにもひまわりらしい角度に花の向きが変わって行ったと思ったら、
北向きですか～～。
ん～、なんかこの花、奥床しいかも。
太陽の方を向いて咲く、ってことでもないんですね。

　　　　　　

咲きました
が、まだ咲いたばかりで、花びらが広がりきっていません。
「花びらの・・・♪」
で思い出すのは、「いま、会いにゆきます」ですね。

この映画に出て来るような、一面のひまわり畑、ではないんですが、種が全部開花したならば、我が家の庭なら十分、「ひまわり畑」気分を味わうことは出来たんですけどね。

来年、また蒔いてみます。


「ひまわり」でいつも思い出すのが、子供の頃にＴＶのロードショーか何かで観た「ひまわり」という映画。
親が観ていたのを、横からなんとなく見ていた、というだけだと思うのですが、見渡す限りの見事なひまわり畑の下には、多くの戦死した兵士たちが眠っている・・というような台詞の場面が、とても印象的で。

悲しい話だったのですよね。
明るくバイタリティー溢れるようなイメージのひまわりの花と、戦争の悲劇が何とも合わなくて、その合わなさが、また何とも哀しいようで・・と、子供心に思ったものです。

こういうのを名作って言うんだろうな、なんて生意気なことを思いながら、見た記憶。
また観てみたいです。
（頭の中では、既にあのテーマ曲が）
　　
　　　　　　

さんさんと輝く夏の日差しが似合うはずのこの花が咲いてから、ずっと雨や曇りが続き、今日だけ貴重な晴天でした。

真夏に咲かせてあげたかったかな、という気もするのですが、今年のあの暑さを思い出すと、今の方がひまわりも過ごしやすいかもしれない、とも思えるのですよね。

我が家の貴重なひまわりでした。






子供の頃に見た、名作

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