秘境の入口で愛を探す

長きにわたる貧乏生活で削減しまくったために失ってしまった趣味とか日々の楽しみとかを探していく感じ

猫のこと

2024-01-22 15:48:00 | 好き
小学校の時、何故か母親がシャム猫を貰ってきた。
昭和の頃の話なので、猫は基本外で自由に歩き回っていて去勢だ避妊だもなかったので
当然ながら発情期が来て
当然ながら妊娠、出産
元々が祖母譲りの猫嫌いな母親はすぐに限界がきて
ある日「猫がおらんくなったわ。どっかに逃げたんじゃろう」などと言い始めた。
子供心に"こいつやりやがった"と直感。

そして大学進学を口実に逃げるように実家を出て
今の旦那さんと出会って結婚して家を買った。
旦那さんは猫がたくさんいる家で育ったので
新居には猫が欲しいとかねてから言っていて
すぐに里親募集見て貰いに行った。
白猫の かのん ちゃん。

半年後、パルケエスパーニャ行こう、と軍資金を調達に銀行に行ったら
ニャーニャー言う段ボールを発見…手のひらサイズの茶トラ兄弟とサビ三毛姉妹が中に。
見ちゃった以上見捨てられないので連れ帰り。
たまたま遊びに来ていた母親がメスが欲しい、と姉妹を連れ帰った。
その後すぐに茶トラの片割れがFIPで急逝。
残ったのは茶トラの かるま くん。

母親に猫は元気かと聞いたら「おらんくなったんよ」
てめ…やりやがったな…
元々母親は「猫がいたら子供ができない」と猫を飼うことに反対だったので
たぶん、連れ帰ると見せかけて
どこか途中で……やめよう、証拠もないのに決めつけはよくない。

その後「保護したはいいけど猫アレルギーで…」という知人の知人に頼まれて4つ子が加わる。
三毛の もえぎ ちゃん。
キジ三毛の あさぎ ちゃん。
茶トラブチの しおん くんと しゅり くん。

小さな家で猫6人2の大所帯。
もうさすがに限界ですけど、という時に
買い物帰りに子猫を拾うやつ(私)がいて。
ほぼ白猫のサバブチ こはく ちゃん。

賑やかで楽しい生活でした。
母親は猫を減らせ、とやいやい言うてましたが完全無視してました。




猫坊っちゃまこと るり が家に来たのは…いつだったかな。
かのんとかるまがもう天国に行っていて
それでも猫5人2の大所帯な頃…ワンコはまだ居なかったな。
忘れもしない7月3日(年は忘れてる)翌日台風上陸の予報が出ていた早朝4時
子猫の鳴き声で目が覚めました。
寝室の窓から覗いたらピンポイントでこっちを見ていてニャー!
これは…始めからタゲられてましたね…。

しばらく無視を決め込んでいたんですが、結局根負けして保護。




保護した時は1ヶ月ぐらいかな、て思ったんですが
家に入れた瞬間体が大きくなって2ヶ月超えてるぞこれ、てなりました。
体縮こめて「僕ちっちゃいよー!可哀想だよー!」なアピールだったんだな、と気づいたのは
ご飯をねだる時に毎回体を小さく見せて哀れっぽく鳴くから。
そんなことしなくてもいくらでもあげるよーwどんどん大きくなりなーwてもう何年も言い続けていますが
……いまだにやりますね。

そんな猫まみれ大所帯も
しおんが逝き
しゅりが逝き
もえぎが逝き
あさぎが逝き
1年ちょっと前、今の家に引っ越す直前にこはくが逝き
猫坊っちゃまだけになってしまいました。
一人っ子初めてな猫坊っちゃまと
単頭飼いほぼ初めてな勢いの私。
なかなかね…距離感が難しいわね…。

まあ
またそのうち
ご縁があったら
兄弟姉妹が…できるかな
できるといいな
いつか
いつかまた
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