秘境の入口で愛を探す

長きにわたる貧乏生活で削減しまくったために失ってしまった趣味とか日々の楽しみとかを探していく感じ

犬のこと

2024-01-18 14:24:00 | 好き
5歳の時に両親が家を建ててから、実家には常に犬がいました。

雑種のタロウ
秋田とスピッツの雑種なボス
柴とスピッツの雑種なリン
秋田のリュウ
ミニチュアシュナウザーの茉莉
ラブラドールレトリバーのタック
そして今は雑種のハナが母親と二人暮し

でも私は犬に嫌われる質らしく
2代目のボス以外にはとても嫌われてまして。
すぐ近所の祖母の家にお使いに行く途中で
近所の猟犬2匹に背後から襲われてガウガウされたこともあって
「見てる分には可愛いし大好きだけどちょっと怖い」のが犬というものだったんですが。

義父母が相次いで亡くなった時、残されたのが紀州とハスキーその他色々mixのミミさん6歳。
義兄は家族で都会のマンション住まいのため飼えず
隣家の義伯父は高齢な上に犬が怖くて無理とのこと。
ミミさんは代々猟師をなさってるご家庭で生まれて
強く優しく賢いけれども猟犬向きではない、と家庭犬になったワンコさん。
初対面こそ吠えられたけど「この人はご主人の身内」と理解して以降はとてもフレンドリーで。
義父の葬儀の時には私と2人きりでの散歩も許してくれたので、ウチで引き取りたいと申し出ました。

ミミさんに沢山のことを教わって8年。
おかげで犬が怖いのも少しずつマシになってお散歩で会う皆さんとも挨拶できるようになり
犬友から始まって顔見知りも増えていき
不安定だった精神も安定し、働きに出られるようにまで回復した暑い暑い夏のお盆。
ミミさんは熱中症で天に召されました。
なるべく涼しく過ごせるように、と気をつけてはいたのだけれど
あの夏は本当に暑くて、外飼いでの対応には限界がありました。

それから数年経った戌年の1月、世は平昌五輪の話題一色だった頃
ワンコさんをお迎えすることにしました。

すぐにネットで里親募集を漁り
ふと覗いたジモティーで
覗いた瞬間に「新着」で出てきたワンコさんとご縁ができました。
時が時なのでお名前はサラ。
美しく強い高梨選手にあやかる意味もありましたが…1番は「ワンコさんが今何歳か」を忘れにくくするため。
時事問題に絡めないともう日付とか覚えられないのよ…寄る年波で。

サラが来て最初の夏。
自分が 異様に心配しているな、とは思っていました。
暑くないか、本当に生きてるか、熱中症の予兆はないか…。
酷い時は数分ごとに様子を見に行く程でした。
でもお盆を超えたら、まだまだ暑さは続いているのに平然としていて。
ミミさんがお盆に亡くなった、その事が深く心に刻まれてしまっていることに、ようやく気付きました。

それから幾度か不安な夏を過ごし。
3年前の9月に罹患したコロナが重症化し、2ヶ月間ICUに隔離された旦那さんが
生還して早々に「引越ししよう」と言い出しました。
広い庭があって
ワンコさんが走り回れて
部屋数に余裕があって
暑い夏も
台風の時も
大雪の時も
ワンコさんをすぐに家の中に収容して快適に過ごしてもらえる家に
……断る理由がございません!

というわけで
エアコン完備のお部屋(夏限定)を手に入れたワンコさんがこちら


……なんすかその顔は


はい、かわいい

ちなみに室内犬モードが夏限定なのは
暑がりなので
雨や大雪の時以外は
なるべく外にいたいです…とか言うからです、このお嬢様が。

サラが家に来た時に
一緒に遊びに行くために、と
知り合いから古いジムニーを20万ぐらいで譲ってもらって
そのジムニー(通称ジム爺)が限界を迎えたので
新型ジムニー(通称ジム兄)に買い替えて
そこからさらに僻地の中古とはいえ120坪の一軒家購入。
犬小屋代わりのサンルームもつけました。
課金額………か、考えないことにしよう。
もうね
ワンコさんがえへーって笑って元気に走り回っててくれたらそれでええんです。
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