こんばんは。
昨日、快楽ホルモンに関して、エントリを書きました。ショッキングな内容かもしれませんが、ドーパミンは、簡単に増やそうと思って増えるものではなく、エンドルフィンは、他者からもたらされる快感を追求してしまうと、自身にはなにも残らないという話だったかと思います。ドーパミンは、自助努力で増やすとしたら、達成感、やり遂げたという感覚、勝ち取ったという感覚、そういう何かの就労に対するご褒美のホルモンであって、エンドルフィンは、モルヒネの何倍もの強さを持つ、鎮静効果、鎮痛効果抜群の身体的な状態を乗り越えてのホルモンだと言う話はしました。
さて、ドーパミンに関してザックリと、書いていきますと、やり遂げた、達成感の他に、彼氏彼女をゲットできた時なんか、ドーパミンなんですね。
性欲に絡まることもあるんですけれど、基本的に、自由裁量制のような仕事をしている人が、どんどん自力で、色々な展開を見つけ、ひらめいて止まらなくなるような状態になると、ドーパミンがとまらなくなります。性欲だと、男の方がこういう思いを持っているんですが、実は、いわゆる、オーガズムに達していない女性は、何で満足しているかと言えば、相手の動作だったり、愛情の深さで、快楽を得るんですね。だから、ドーパミンというのは、つき物になります。
これを、手っ取り早くもっともっととなると、麻薬でもやって、セックスすることが、一番快楽の快楽の上にいく訳で、こうなったらどうなるかと言いますと、現実とバランスが取れなくなってしまうんです。麻薬の場合には、少しずつ、ドーパミンを出す訓練をしてきた人が、達成していく道と違い、初めから、ドカンと、与えられるわけですから、そりゃ、廃人になる道も早いですし、自力では何もできないので、ほんとうに、それがないとできない廃人同様の道を歩くことになりますね。
私、麻薬の凄まじさって、実は知らないんですけれどね。私は、ナチュラルで、ドーパミンが止まらない体質を持っているんです。交感神経優位で、ストレスにも耐えますし、何でもこなすんですが、昔は、それをやり遂げたあと、廃人同様になって、寝込んでいる時がありました。つまり言えば、普通に生活していて、止まらない人でも、脳内物質をコントロールすることは難しい。だから、私の周りで、こういう風になっている人は、どうなったかと言えば、ほとんどが、統合失調症への道を歩みました。
私の場合は、家系がそういうものなので、姪は無論ですが、一旦興奮させると眠れません。今でも、平気で、12時まで起きているそうです。(小学三年生)。
私の家では、次男がこういう性質なのですが、ドーパミンが行き渡った彼氏のひらめきに天才性を見出すことがありますが、私はあえて、コントロールとして、彼氏には運動をさせることとしています。運動も、できることが増えて、やれることが増えると、ドーパミンが増えていくのですが、疲れた体をどこまで引きずっていけるかというところでは、息子はホントギリギリを渡っていると、親の私が思います。
ドーパミンのすごさというのは、ひらめきがあって、何でもできる万能感があって、そして・・・となるのですが、実際の人間は、そこまで企画力がないので、あまりに、興奮して眠れない状態が多い人に関しては、体を動かして休む事、それでも、興奮が止まらない場合には、メンタル系の薬で、ドーパミンを抑制する薬もあります。こういうモノを飲んで、ひと時、落ち着くことは大事だと思います。とにかく、興奮してどうしようもない時は、体も相対的に、冷えています。
考え事をしすぎて、ひらめいて困るときは、熱めの風呂に入るとか(熱めのお風呂はエンドルフィンを出します)、体を温めるドリンクを飲むとか、相して、適度な状態を保たないと、人は統合失調症への道を歩むとは思っています。私も、時々、なんで自分が統合失調症にならないのかと思うのですが、好奇心の始まりが出てきたところで、自分はちょっと、ヤバイなと思うようにはしています。
エンドルフィンは、自分で調べた結果、およそ2時間は持つのではないかと思っていますが、これは、ある程度の条件が整わないと出てこないホルモン。
ある程度、ちゃんと制限ができるようになっているホルモンです。ランナーズハイだとしても、ランナーがずっと走り続けるわけには行かない。体力に限界があり、食欲に関しても食欲にも満腹感があれば、それで止まってしまう。睡眠欲にもあるんじゃないかと思うんですが、それはエンドルフィンではなく、セロトニンやメラトニンかもしれません。
しかし、これを、性欲で行うと、人工的に与えられ続くので、廃人同様にはなりますわな。
ドーパミンと同じく、人工的に与えられれば、人はその処理の仕方をどうしていいか、学ばないで、得るわけです。
これが一番怖いことなんじゃないですかね。処理の仕方、適切に、適切に使うのならいいけれど、時々、虜になって、ほんと、はしたなくもだらしない状態で、エンドルフィンを欲しがる人たちがいます。そういうアンダーグラウンドも覗いてみたことがあるのですが、私にはちょっと、理解しかねて(苦笑)。自力で得るエンドルフィンに興味はあるのですが、他者に依存しないと得られないものって、怖さが多いですよね。恐らく私は、その怖さで、ひいてしまったんだとは思いますが、知り合いには、この快楽ホルモンによって、現実の生活を踏み外し、寝ても覚めてもこの感覚を欲しがり、家族を捨て、何もかも捨てて、行った人がいます。
実は先日知ったのですが、腹上死の半分以上は、不倫だったそうです。
ということを考えると、不倫によって得られるのは、ドーパミン。そして、その状態で、快楽を追求して、エンドルフィンを得ると、待っているのは、独りよがりな死かもしれませんし、破滅的な人生かもしれません。けれど、日常生活でストレスの多い生活を送っている人程、性欲は強いです。他者には、それをストレスとは思えないのですが、大体、あまりに辛い出来事があると、女性に関しては、ふらっと、「隙を見て言い寄ってくる男」に身を任せるということが多いと思います。
先日の芸能人の占い師依存現象ですが、占い師に依存しなければならないほど、芸能界の男女関係って乱れていましてね。
乱れているのを当たり前だと思って飛び込める人はそれでいいんですが、それを純情にて一々受け止めてしまう人には、向かない業界かもしれません。
ですが、それをコントロールしきって、遊びだと思える人は、よし。情けに絡められて、ダメになるのもよし。テクニックに溺れて、ホルモンの奴隷になったら、廃人同様。それ程強烈なホルモンかと言われたら、強烈なホルモンが、ドーパミンとエンドルフィンです。人間、死にそうになると、エンドルフィンが多く発生されます。けれど、エンドルフィンが強すぎて、ビジョンを見てから亡くなる場合ではない人もいますし、そりゃ、色々じゃないですかね。
ところで、このエントリは、あるコメントの質問から成り立っているのですが、そこには、エンドルフィンやドーパミンの虜になって、明らかに廃人同様のゲイの話がありますが、実際には、私自身も、そういう方々との接触の機会があるのですが、みなさん、内容はえげつないですが、上手に付き合っていらっしゃると思います。中には、溺れて、肉欲の泉を渡っている人もいますが、そんなのは、男、女関係ないですね。
ゲイでいえば、男で、30、40で、体が引き締まって、明らかな清潔感がある顔立ちの整ったきれいな男は、みんなゲイだと、そういう話がありますね。いい男で、女にしか興味のない人は、凄く早く売れるんですよ。
うちの主人だと、24で結婚していますからね。
先日、周りで、そんな話が出ていまして、女が好きで、残っているケースの場合、とんでもなく不良物件(当人に借金癖がある、当人にギャンブル癖がある、人格障害である、離婚暦がやたらと多い、障害となるような毒親をもっている、単にナルシストでしかないなど)でしかないってところですかね。
まぁ、快楽ホルモンですが、程ほどの追求になさいまし。眠れないほど、ホルモンに振り回されるときには、自分の人生を捨てないためにも、休む方法を考えてください。トコトン追及した先は、人生廃人です。愛の流刑地などにもありますが、死ぬの死なないの結構な騒ぎになります。人の男が好きになる人は、人の男を手に入れると得られるドーパミンが好きなんでしょうな。けれど、廃人同様になる程、欲しがっても、その処理の方法を知らなければ、結局は、振り回されるだけ。
人は、結構奥深いものだと思いますよ。
朋