昨日見た夢
実家の最寄駅で、1月7日に行なう予定の新年会の買い出しと準備をしていると、自分の荷物の中から、釣竿が1本出てくる。これまで釣りなんかしたことないし、釣竿なんて買ったこともない。
そこに責任者のSくん来て、「釣竿あるんですね。釣りしましょうよ」と声をかけてくる。「釣りなんてしたことないよ」と話し、とりあえず釣竿を置いて、トイレに向かうことに。
駅に隣接している商業施設のトイレに向かうと、なぜか地下1階。確かに地下はあるけど、実際はパチンコがあったはず(いまどうなっているか、まったく知らない)。地下にはディズニーランドのクリスタルパレス・レストランのようなヴィクトリア調の雰囲気のあるレストランとその奥に空港にあるような会員制ラウンジ。その横を抜けるようにトイレがある(と、知っている感じ)。オシャレな建物の横を歩いてトイレに向かう。
その後、エレベーターに乗ると親子連れが乗り込んで来る。10歳くらいの子どもの手には釣竿とピチピチはねる20センチくらいの魚。ビックリして、まったく面識もない親子に「その魚、どうしたんですか?」と尋ねると魚を持った子どもが「そこで釣れますよ」と駅の方を指差す。
あっけに取られている間に3階で扉が開き、降りると荷物のある部屋。作業しているSくんに「魚、釣れるらしいよ」と話すと「行きますか?」と、もう手に釣竿。「こないだの釣り企画で、初めてくらいに釣りしたって言ってたのに?」と思いながら、荷物の中から出てきた釣竿を手に駅に向かう。
実家の最寄駅は、商業施設よりも高い位置にある上下2車線の駅だけど、たどり着いたのは地下にある大きな駅。2カ月くらい前に行った関西国際空港駅のよう。さらにその10m下にはプールと広場などがあり、プールには数人が泳いでいる。
おもむろにSくんが駅のホームから近くの水たまりに向かって竿を振る。「ただの水たまりに?」と思う間もなく、促されて釣竿を準備する。しかしやったことがないので、Sくんに「針はついてるけど、エサないよ」と聞くと、「エサなんていらないですよ」と。「いるんじゃない?」と思いながら、小さな返しのついた釣り針に気をつけながら、Sくんと反対側の水たまりに向かって投げてみる。小さな水たまりの中に針先が消えた瞬間、強い引き! あわてて竿を上げると5センチくらいの小さな魚と2センチくらいのタツノオトシゴ。「なぜ、水たまりで釣れる?」と思いながら、次の問題、どうやって魚を針から外すか問題に直面する。
僕を見かねたように見ず知らずのおじさんが、「うまく釣れたね」と、針から魚を外してくれる。見よう見まねで、次は自分でタツノオトシゴを針から外す。なんとなく落ち着けた気持ち。
1mほど離れた子どもは、プールに向けて糸を垂らしており、急かされるように下にあるプールに向けて竿を振ろうとすると、さっきまでガラガラだったホームには多くの人がおり、僕のすぐ左隣には、1歳くらいの男の子を抱いた男性が立っている。急に横に人が来たため、投げた針が抱っこされている男の子の左足に刺さり、「痛〜い」と泣き叫ぶ。「ごめんなさい!」と叫びながら、慎重に針を抜く。若いお父さんは「大丈夫、大丈夫」と、なぜか穏やか。「それより早く釣って」と催促される。仕方なくプールに向けて竿を振る。慎重に人のいないあたりに針を落とそうとしたけど、釣り糸がプールに落ちるまでの数秒の間に、ガラガラだったプールは、イモの子を洗うような混雑に。
数秒もしない間に竿に確かな手応え。するとプールから「痛い」と女の子の声。今度は小学生くらいの女の子の足に刺さったよう。ただし、こちらは10m上。針を外せる術はなく、謝りながら、針を外してもらうのを待つしかない。下のバタバタ感に気が気じゃない中、針が外れ、慌てて糸を巻き上げる。「海や川ならいざ知らず、そらプールで釣りは危ないよね」と反省していると、周りは釣り客やキャンプ客で溢れかえってる状態に。
意気消沈で釣竿を片づけていると、1〜2m先にキャンパーぽい格好をした50代くらいの女性。手にCDを持っている。すると女性が「今日のキャンプですが、みんなで事務所(いまの職場)に泊まりましょう!」と高らかに宣言。「アンタ、何を言うてんの?」と思いながら聞いていると、事務所と会議室に泊まって、ジャズを聴こうと提案している。周りの20人くらいが「そうしようか」と荷物をまとめ始める。「いやいや、夜は警備員さんの見回りも来ますけど?」と、あまり意味のないことを思いながら、これはキャンプ好きのSくんの仕業かと姿を探すけど、人で溢れたホームで身動きがとれない…
というところで目が覚めた。
電車もほとんど乗らないし、釣りは危ないな…と感じた今日この頃。