ここ2、3日の大雪のせいで、交通機関は運行停止。
一旦出社した会社から帰宅命令が出て、バスはすでに運行停止していた為、歩いて最寄りの駅まで向かった。
駅はごった返していて、ダイヤも乱れホワイトボードにはいつ来るかわかりません、到着から順次発車しますの旨の注意書き。
それでも動いてるだけマシというか、無理やり動かす処は、九州強いなぁ(この時に既に久大本線脱線済)と思いつつ、いつ動くかわからない列車に乗車。
駅始発の車内は空いていた。
私のひとつあけて向こうに高校生が座った。発車前に、パラパラと人が乗車してきた…が、後方から他人を割っておっさんが乗り込んできた。
このおっさんは、小走りにやってきて、私と高校生の間にその巨漢に着ぶくれをねじ込んだ。
私は耳にカナル型イヤホンを突っ込んで、音楽を聴いていたが、暫くすると、私の腕を掴み「これ◯◯行きなんか?!」と叫んだ。
周りの乗客がこっちを見た。
その行動は、私からは、関わりたくない人種だった。
毎回ロクな事がなく、毎回何かされる。警察沙汰もザラだ。
頭の妖怪猫耳がピクピクと立っていた。
私は黙って、行き先電子盤を指差した。
そこには大きく、◯◯行きとクルクル回っていた。
おっさんは「いつでるんか⁉︎」と叫んだ。
「…しらんがな」と答えた。
正面に立っていたサラリーマンが、リアルに吹いた。
要はこのおっさんは、私に絡みたいだけなのだ。
何とかおっさんは私の気を引こうとするものの、勿論おわかりのとおり、クソジジイには興味はない。
溜息をついて、両手にしていた手袋を外した。
おっさんが左手をチラ見した瞬間、物凄い勢いで、席を移動した(笑
もうダッシュレベルで。さっき車両に乗り込んできた時よりも数秒早かったwwww
周りが一部始終をみていて、こんな非常時に出現したこれに呆れていた。
しかも、私が降りる駅が一緒だったのか?わざわざ後ろからべったりついてくる(それぞれ一番近いドアが全く離れた別なのに)。
もうこうなるといちいち面倒くさい。
列車から降りた瞬間、正面には駅員さんがいて、これ幸いにとクルリと振り向いてこう言った。
「次、列車いつくるかわかりませんよ?」(ニヤニヤ)
哀れ戸惑うおっさんの目の前で閉まるドア。
はい、さようなら。
本当に降りる駅まで、途中下車の出来ぬジレンマに苛まれながら、好奇の目に晒されるがいいわ。
一旦出社した会社から帰宅命令が出て、バスはすでに運行停止していた為、歩いて最寄りの駅まで向かった。
駅はごった返していて、ダイヤも乱れホワイトボードにはいつ来るかわかりません、到着から順次発車しますの旨の注意書き。
それでも動いてるだけマシというか、無理やり動かす処は、九州強いなぁ(この時に既に久大本線脱線済)と思いつつ、いつ動くかわからない列車に乗車。
駅始発の車内は空いていた。
私のひとつあけて向こうに高校生が座った。発車前に、パラパラと人が乗車してきた…が、後方から他人を割っておっさんが乗り込んできた。
このおっさんは、小走りにやってきて、私と高校生の間にその巨漢に着ぶくれをねじ込んだ。
私は耳にカナル型イヤホンを突っ込んで、音楽を聴いていたが、暫くすると、私の腕を掴み「これ◯◯行きなんか?!」と叫んだ。
周りの乗客がこっちを見た。
その行動は、私からは、関わりたくない人種だった。
毎回ロクな事がなく、毎回何かされる。警察沙汰もザラだ。
頭の妖怪猫耳がピクピクと立っていた。
私は黙って、行き先電子盤を指差した。
そこには大きく、◯◯行きとクルクル回っていた。
おっさんは「いつでるんか⁉︎」と叫んだ。
「…しらんがな」と答えた。
正面に立っていたサラリーマンが、リアルに吹いた。
要はこのおっさんは、私に絡みたいだけなのだ。
何とかおっさんは私の気を引こうとするものの、勿論おわかりのとおり、クソジジイには興味はない。
溜息をついて、両手にしていた手袋を外した。
おっさんが左手をチラ見した瞬間、物凄い勢いで、席を移動した(笑
もうダッシュレベルで。さっき車両に乗り込んできた時よりも数秒早かったwwww
周りが一部始終をみていて、こんな非常時に出現したこれに呆れていた。
しかも、私が降りる駅が一緒だったのか?わざわざ後ろからべったりついてくる(それぞれ一番近いドアが全く離れた別なのに)。
もうこうなるといちいち面倒くさい。
列車から降りた瞬間、正面には駅員さんがいて、これ幸いにとクルリと振り向いてこう言った。
「次、列車いつくるかわかりませんよ?」(ニヤニヤ)
哀れ戸惑うおっさんの目の前で閉まるドア。
はい、さようなら。
本当に降りる駅まで、途中下車の出来ぬジレンマに苛まれながら、好奇の目に晒されるがいいわ。