7月の頭に誕生日を迎えました。
もう人生折り返しの回数なんですがw(察して
7月頭が、友人の命日となってしまったのがかなしいです。
去年、大分県では10数年以来と言われるほどの大豪雨に遭い
天ヶ瀬温泉の浸水や久大本線の橋脚が流されるなどの被害が取り上げられましたが、
湯平温泉で旅館業の4人家族が流れた事故、覚えてますでしょうか。
そう、いち早く電脳女将を立ち上げ
風呂場にけもフレの洗面器を用意したり
冬場、温泉をひく管が凍ってしまったwといってバズらせた
静かで鄙びた温泉街にありつつも、明るくてサブカルにも理解のあったあの旅館です。
前日、川のほとりに近い公共の温泉が流されてしまったとツイートし
当日、雨がひどい事を伝える呟きを最後にそのままアカウントの更新が止まってしまいました。
あれから一年が経ちました。
大分県は天ヶ瀬温泉に強固な堤防を築くプランをたて
こころなしかローカルテレビでも防災マップやハザードマップの確認や、防災意識を高めようといった声かけが増えました。
私たちは九州に住む、というだけで、台風を含む様々な天災や困難にたちむかってきました。
流されては築き、泥に埋まれば掻き出し…
何かの教訓になれば、他の地域の防災意識のきっかけになれば…
でも
所詮は対岸の火事だったんだと思いました。
哀しいを通り越して、激しい憤りを感じました。
作りかけていたダムを止めたのは誰ですか?
あれほどの谷間に、砂防ダムはなかったんですか?
クリーンエネルギーと謳い、山を切り開いてソーラーパネルを無理やり設置しているのは誰ですか?
砂で作った山の麓を掬っていけば、山の頂上が崩れるのは当たり前だし
盛り土を支える限度だって有るはずです。
私たちは
私たちのいままでの犠牲は一体なんだったんだろうと。
九州は今年はまだ、浸かるほどの大雨にはあっていません。
でも、みんな油断していません。
もうあんな目にあうのは 嫌だから。